ロリポップ固定IPアクセス byGMOペパボ
攻撃対象領域管理(ASM)とは?外部公開リスクを減らす固定IP・IP制限の活用法

攻撃対象領域管理(ASM)とは?外部公開リスクを減らす固定IP・IP制限の活用法

基礎知識

攻撃対象領域管理(ASM)とは?外部公開リスクを減らす固定IP・IP制限の活用法

「攻撃対象領域管理」(ASM:Attack Surface Management)という言葉は、セキュリティ業界で急速に注目が高まっている概念です。 しかし、多くの企業のセキュリティ担当者には、まだ具体的なイメージが湧きにくいかもしれません。

実は、ASMは「組織が知らないうちに外部に公開されているシステム・データを見つけ出し、その外部公開リスクを減らす」という、非常に実践的な取り組みです。

本記事では、ASMの基礎から、固定IPアドレス制限を活用した具体的なASM対策まで、わかりやすく解説します。

⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!

攻撃対象領域(Attack Surface)とは何か

定義

攻撃対象領域とは、攻撃者が企業のシステムに侵入できる可能性のある「入口」のすべてを指します。

具体例

これらすべてが、攻撃対象領域に含まれます。

増加する理由

クラウド化、マイクロサービス化、SaaS利用の拡大により、企業が管理するシステムの数が激増しています。 結果として、管理漏れ・設定ミスにより、知らないうちに外部公開されるシステムが増えています。

Gartnerのレポートによると、平均的な企業には「把握していない外部公開システム」が数十個〜数百個存在すると言われています。

⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!

攻撃対象領域管理(ASM)の実装フロー

ASMは、大きく4つのステップで構成されます。

ステップ1:発見(Discovery)

攻撃者の視点で、自社の外部公開資産を特定します。

実装方法

1. 外部セキュリティスキャン

2. クラウド設定監査

3. 脅威インテリジェンス活用

ステップ2:分類(Classification)

発見されたシステムについて、その重要度・リスクを評価します。

評価項目

リスク度の決定

高リスク:

中リスク:

低リスク:

ステップ3:優先順位付け(Prioritization)

発見されたすべてのシステムを、リスク度の高い順に並べ、対応優先度を決定します。

ポイント

ステップ4:修復・監視(Remediation & Monitoring)

対応優先度に基づいて、各システムのリスクを低減させます。

具体的な対応方法

固定IP制限による、ASMリスク低減の実装

ステップ4(修復)の重要な施策が、「IP制限」です。 固定IPアドレス制限を導入することで、外部公開リスクを大幅に軽減できます。

対策1:外部公開サーバーのIP制限

企業が社外に公開しているWebサーバー、APIサーバーについて、IP制限を導入します。

実装パターン

パターンA:管理画面へのIP制限

Webアプリケーションの多くは、以下の2つの領域に分かれています:

  1. 利用者向けページ:公開

    • 顧客がアクセスする商品ページ等
    • IP制限なし
  2. 管理画面:非公開

    • ログイン機能あり
    • さらに、IP制限で社内ネットワーク(または固定IP VPN)からのみアクセス許可

このように階層化することで、管理画面への不正アクセスリスクを軽減できます。

パターンB:APIサーバーへのIP制限

自社開発のAPIサーバーについて:

この方法により、APIキーの盗難による不正利用を防止できます。

対策2:開発環境・テスト環境のIP制限

開発環境が誤って本番環境と同じIPアドレスで公開される、という事例は多くあります。

対策方法

開発環境・テスト環境:

対策3:クラウドストレージのIP制限

Amazon S3等のクラウドストレージについて、誤った公開設定により、機密情報が漏洩する事例が報告されています。

対策方法

  1. S3バケットのポリシー設定で、IP制限を実装

    • 許可するIP:社内ネットワークまたは固定IP VPN経由のみ
    • その他のIPアドレスからのアクセスは自動的に拒否
  2. CloudFront(CDN)を経由してのみアクセス許可

    • ユーザーの直接的なS3へのアクセスを禁止
    • CloudFront経由のアクセスにIP制限を適用
  3. 署名付きURL方式の導入

    • 時間限定のURLを生成し、特定のユーザーのみがアクセス可能 ⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!

ASM とゼロトラスト原則の統合

ASM は、ゼロトラスト「信頼しない、常に検証する」という原則と深く関連しています。

統合的なアプローチ

従来のセキュリティ考え方:

ゼロトラスト+ASM的な考え方:

ASM ツール・サービスの活用

ASM の実装には、専門的なツールやサービスが活用されます。

ツール例

Shodan

インターネット接続されたあらゆるデバイスを検索できる検索エンジン 自社のシステムが、Shodan上でどのように見えるかを確認可能

Censys

インターネット上のホスト・サービスに関する情報を提供 SSL/TLS証明書、ホスト情報を網羅的に検索可能

Rapid7 InsightVM

脆弱性スキャンと外部資産発見を統合したプラットフォーム 対象システムの優先順位付け・自動レポート生成機能

Qualys CSAM

クラウド対応の外部攻撃面管理ツール 継続的な監視・自動検出機能を搭載

ASM 導入の実例

例1:SaaS企業のASM対策

ある急成長中のSaaS企業では、複数のマイクロサービスを並行して開発していました。

問題点

ASM導入・対策

成果

例2:金融機関のASM対策

大手地方銀行では、レガシーシステムと新規クラウドシステムが混在していました。

問題点

ASM導入・対策

成果

固定IP・IP制限による、ASMリスク低減の効果

ASM対策において、固定IP・IP制限は以下のような効果をもたらします。

効果1:外部攻撃の大幅削減

従来:誰でもアクセス可能 → 定期的に攻撃を受ける

IP制限導入後:社内ネットワーク・固定IP VPN経由のみ → 外部からの攻撃はほぼ不可能

効果2:アクセス監視の容易化

IPアドレスが固定されているため、 異常なアクセスパターンが即座に検出可能

例)深夜に異なるIPアドレスからアクセス → IP制限ルールにより自動的に遮断

効果3:セキュリティパッチ優先度の低減

外部攻撃のリスクが低いため、 セキュリティパッチの適用に多少の時間的猶予が生まれる

ロリポップ!固定IPアクセスで ASM 対策を強化

ASM 対策の実装において、固定IPアドレスの確保は必須となります。 ロリポップ固定IPアクセスを導入することで、効率的で継続的なIP制限ポリシーが実現できます。

ロリポップ!固定IPアクセスは、GMOペパボ株式会社が提供する固定IPアドレス対応のVPNサービスです。 月額490円(税込539円)〜という国内最安級の価格で、VPN経由でどこからでも常に同じ固定IPアドレスを使ってインターネットにアクセスできます。 高速かつ安全なVPNプロトコル「WireGuard」を採用しており、オンライン申し込み後すぐに利用を開始できます。 最大2ヶ月間の無料お試し期間も用意されているため、まずは気軽に導入テストが可能です。 ASM対策を実装し、外部公開リスクを根本から低減させましょう。

⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!

おすすめの記事

どこからでも簡単に
固定IPアドレスでアクセス

導入相談