ロリポップ固定IPアクセス byGMOペパボ
固定IPアドレスを複数導入した際の活用例10選:用途別メリットと運用ポイント

固定IPアドレスを複数導入した際の活用例10選:用途別メリットと運用ポイント

基礎知識

固定IPアドレスの複数活用シーン:中小企業のセキュリティと効率を高める10の方法

固定IPアドレスとは、一度割り当てられたIPアドレスが変更されず固定されるしくみです。

一方で一般的なインターネット接続では、接続のたびにIPアドレスが変わる動的IPが使われています。

固定IPは社内システムへのアクセス制御やサーバー運用に不可欠であり、複数の固定IPアドレスを持つことでネットワークを用途ごとに分離し、セキュリティや運用効率を高めることができます。

本記事では、中小企業でも実務に活かせる固定IPアドレス複数活用の代表的な10シーンを、目的・利点・運用ポイントと併せて分かりやすく紹介します。

1. 社内LANと外部公開サーバーの分離

仮に公開サーバーが不正アクセスを受け乗っ取られても、社内LANとは別IP空間のため被害を最小限に抑えられます。

ファイアウォールで内部⇔DMZ間の通信を制御できるので、社内ネットワークへの侵入リスクを大幅低減できます。

一方を社内LAN用、もう一方をDMZ用としてサーバーにグローバルIPを割り当てます。

ファイアウォールでは「DMZ側IPへの外部アクセスのみ許可」「DMZから内部LANへの通信禁止」といったルール設定を行います。

⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!

2. リモートアクセスVPNによる安全な社内接続

また、VPN経由でインターネットにアクセスすれば、「会社経由のアクセス」と同じ扱いとなるため、IP制限のあるクラウドサービスにもリモート環境からログイン可能です。

社員側はVPNクライアントソフトから固定IP宛に接続します。

運用上は接続元IPを固定することで、VPNサーバー側でも「許可した特定の固定IPのみ受け入れる」設定が可能です。

3. 拠点間通信のセキュア化

各拠点に固定IPアドレスを割り当てれば、拠点同士を結ぶVPNや専用線の通信相手をIPベースで限定できます。

社内システムのデータ同期やPOSシステムの送信なども、常に固定されたIP間で通信するため認証エラーや接続不安定が減ります。

IP制限とVPN暗号化を組み合わせれば、インターネット経由でも専用線同等の安全な通信路が確保できます。

ネットワーク機器上では、拠点ごとにVPN装置を配置し、相互の固定IP宛にトンネルを張ります。

その際ファイアウォール設定で「各拠点の固定IP以外からの通信は拒否」と設定しておくことが重要です。

⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!

4. 公開Webサーバーの安定運用

動的IPだと再接続のたびにIP変更とDNS再設定が必要になり、最悪サイトが一時閲覧不能となるリスクがありますが、固定IPならその心配がありません。

運用上は、サーバー専用にIPを使うことで他の用途(社員のネット閲覧など)の影響を受けにくくするのがポイントです。

複数固定IPがあれば社内利用とサーバー公開のIPを分離できるため、一方が制限を受けても他方に影響が及びません。

5. 自社メールサーバーの運用

自前のサーバーからメール送受信を行う場合、送信元IPが固定であることは到達率の面で不可欠です。

固定IPを使えば逆引きDNSの設定や送信ドメイン認証(SPFなど)が可能になるため、メールの到達率が向上します。

運用面では、必ずDNSの逆引き(PTRレコード)を固定IPに設定し、自社ドメイン名を対応付けてください。

また、SPFやDKIMといった仕組みも導入し、受信側が検証できるよう整備しましょう。

⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!

6. クラウドサービスへのIP制限アクセス

社員が勝手に社外PCや未承認デバイスからクラウドデータにアクセスしようとしても、会社支給のVPN経由固定IPなど正規経路以外は入れないため、シャドーIT対策にもなります。

複数拠点や在宅勤務者にも利用させたい場合は、各拠点・ユーザーに固定IPを付与してリストに追加します。

固定IPが変わった際には、クラウド側の許可リストを更新し忘れないことが重要です。

7. 監視カメラの遠隔モニタリング

カメラに固定IPアドレス(または固定ホスト名)を割り当てておくと、外部からその住所にアクセスして映像を見ることができます。

常に同じアドレスでカメラに到達できるため、突然IPが変わって映像が見られないといったトラブルが起きません。

本社から各店舗の様子を随時チェックしたり、社長がスマホから防犯カメラ映像を確認したりすることが容易になります。

現地にVPNルーターを置き、そのルーターの固定IP経由でカメラにアクセスするようにすれば、直接カメラを外部公開せずに済むためより安全です。

⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!

8. IoT機器の安定したデータ通信

動的IPだと送信元が変化することで一時的に認証エラーが起きたり、ファイアウォールでブロックされたりする可能性がありますが、固定IPならその心配が少なくなります。

こうすればクラウド側では固定IPのゲートウェイのみ許可すればよく、セキュリティ管理が簡素化されます。

IPアドレス台帳を作成し、どのIPがどの機器に対応するか整理して運用しましょう。

9. 負荷分散・冗長化による可用性向上

負荷分散において各ノードに別々の固定IPを割り当てたり、プライマリとバックアップで異なるIPを持たせたりします。

複数IPを用意しておけば、障害発生時に予備機へIPを付け替えて迅速復旧するといった対応も取りやすくなります。

結果的にシステム全体の耐障害性が向上します。

この場合、各IPに対応するサーバーが正常稼働していることを監視する仕組み(ヘルスチェック)を入れ、ダウンしたIPは応答から外す工夫が必要です。

定期的なフェイルオーバーテストを行い、有事にスムーズに可用性を確保できるよう訓練しておきましょう。

⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!

10. 部門別のIP運用・管理効率化

アクセスログを見てもどの部署の通信か一目でわかるため、問題発生時の切り分けがスピーディです。

営業部門専用IPからの通信だけ特定の社内DBにアクセス許可する、といったきめ細かなコントロールも可能になります。

ネットワーク機器側では、セグメントごとにVLANを分離し、それぞれに固定IPを対応付けます。

変更管理を徹底し、不要になったIPは契約削減を検討するなどPDCAを回すことが大切です。

⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!

クラウド型固定IPサービスで簡単導入

中小企業にとって課題となるのは「そんなにたくさんの固定IPをどうやって用意するか」という点かもしれません。

一般的に固定IPを複数得るには、プロバイダの法人向けサービスでブロック単位を契約する必要がありますが、クラウド型固定IPサービスを利用すれば手軽に導入可能です。

例えば「ロリポップ!固定IPアクセス」では、月額539円(税込)という低価格で1つの固定IPを利用できます。

VPN方式なので、今お使いのネット回線にそのまま追加して使え、プロバイダを問わず導入可能です。

用途ごとにライセンスを追加契約すれば、別々の固定IPを割り当てることもできます。

専門的なネットワーク知識がなくても即日導入可能なため、まずは1〜2契約から試しに導入し、効果を見ながら段階的に拡大するといったアプローチも取りやすいでしょう。

まとめ:複数固定IPで得られる安心と効率

複数の固定IPアドレスを導入することで得られるメリットは、セキュリティ・トラブル対応・業務効率のあらゆる面で改善が期待できます。

ネットワークを用途別に分離しIPで管理することで、外部からの不正アクセス防御、社内外からの安定した接続環境の確保、そしてシステム運用の見える化が実現できます。

特に中小企業においては、クラウド型固定IPサービスを活用することで、手頃なコストで必要十分な固定IP環境を手に入れることができます。

自社の課題を見直し、「この業務には固定IP経由が望ましい」というポイントを洗い出してみてください。

固定IPの複数活用は、堅牢かつ柔軟なIT環境への第一歩となります。

⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!

おすすめの記事

どこからでも簡単に
固定IPアドレスでアクセス

導入相談