ランサムウェア被害急増中!固定IPでリモートワーク環境を守る方法
近年、リモートワークの普及に伴いランサムウェア被害が急増しています。
警視庁の報告によれば、2020年後半に21件だったランサムウェアの被害報告が、2021年後半には85件と大幅に増加しました。
被害は大企業だけでなく中小企業にも広がり、報告件数の約54%は中小企業で占めています。
つまり 「自分の会社は狙われない」とは言えない状況 なのです。
では、なぜリモートワーク環境で被害が増えているのでしょうか。
そして、その対策として固定IPによるアクセス制限が有効と言われるのはなぜなのでしょうか。
本記事では、リモートワーク環境におけるランサムウェア攻撃の手口と、固定IPアドレスの活用によるセキュリティ強化策について解説します。
最後に、当社が提供する固定IP VPNサービス「ロリポップ!固定IPアクセス」を例に、手軽に導入できる対策方法もご紹介します。
リモートワークを安全に行うためのヒントを、ぜひ自社の対策にお役立てください。
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リモートワークで増えるランサムウェア攻撃の脅威
テレワークが一般化したことで、企業のネットワークは従来と異なる新たなリスクにさらされています。
社外から社内システムにアクセスするために急遽設置されたVPN機器やリモートデスクトップ(RDP)の設定ミス、あるいは公開サーバーの脆弱性などを狙った侵入が急増しました。
実際、ランサムウェア感染の経路の約83%がVPN機器やRDPなどリモートワーク関連の経路だったとのデータもあります。
従来ランサムウェアというとメール添付による感染が想像されがちですが、テレワーク環境ではVPN装置の脆弱性悪用(約54%)やリモートデスクトップ経由(約20%)といった外部からの不正侵入が主要な原因になっています(メール経由は約7%に過ぎません)。
これは、在宅勤務や拠点外からのアクセス増加に伴い、社内システムへの入口が広がってしまったためです。
また攻撃者は、社用VPNやリモートアクセスのセキュリティ設定が不十分な企業を狙い撃ちしています。
具体的な手口としては、以下のようなものが報告されています。
- VPN機器・サーバーの脆弱性悪用 古いVPN装置や公開サーバーに存在する既知の脆弱性を突いて侵入する。
- リモートデスクトップの設定不備 インターネット上に開放されたRDPポートや弱い認証(パスワード)のリモートデスクトップから侵入する。
- 漏えい情報や推測による不正ログイン 流出した社用アカウントのID・パスワードを使ったり、簡単なパスワードを辞書攻撃で破ったりしてログインを乗っ取る。
こうした手口により一度社内ネットワークに侵入されてしまうと、攻撃者はサーバー上のデータを暗号化して使用不能にし、復旧と引き換えに身代金を要求してきます。
テレワーク環境下では自宅や出先のPCから社内ネットワークへ接続するケースが多いため、従業員の端末がマルウェアに感染して社内に持ち込まれるリスクも高まります。
その結果、「自分たちは大丈夫」と油断していた中小企業や個人事業主までもが被害に遭う事例が増えているのです。
では、このようなリモートワーク時代のランサムウェア攻撃に対し、どのような対策が有効なのでしょうか?ポイントとなるのがアクセス経路そのものを守ることです。
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固定IPアドレスによるアクセス制限が有効な理由
リモートから社内システムにアクセスする経路を守るための強力な方法に、「アクセスできる端末(IPアドレス)を限定してしまう」というものがあります。
これは、特定の固定IPアドレスからの接続のみを許可し、それ以外からのアクセスは遮断する仕組みです。
言い換えれば、社内VPNやリモートデスクトップのログイン画面そのものを特定の場所からしか開けないようにするのです。
例えば、社内の重要なシステムやデータベースを固定IPアドレスでアクセス制限しておけば、あらかじめ許可したIP以外からは接続できません。
たとえ攻撃者がパスワードを入手したり脆弱性を突こうとしても、許可されていないIPアドレスからでは門前払いとなります。
これにより、不特定多数のネットワークから行われる不正アクセスを効果的にブロックできるため、ランサムウェア侵入のリスクを大幅に低減できます。
固定IPによるアクセス元制限のメリット
- 不正アクセスの大幅減少 許可されたIP以外はアクセスできないため、攻撃者は社内システムに辿り着くことすら困難になります。 実際、信頼できる固定IPアドレスだけを許可することは非常に有効な不正対策です。
- 万一の認証情報漏洩にも有効 仮に社員のVPNアカウント情報が漏れてしまっても、攻撃者のIPが制限リストに含まれていなければログインは拒否されます。 パスワード漏洩やゼロデイ脆弱性による攻撃に対する追加の防護壁となります。
- 社内ルール・取引先要件への対応 最近では、取引先企業が自社システムへのアクセスにIP制限を設けているケースも増えています。 「アクセスは登録された固定IPからのみ」というルールはもはや常識化しつつあります。 そのため、利用者側も固定IPで接続できる環境を用意しておかなければ、業務に支障が出る可能性があります。
このように固定IPアドレスによるアクセス制限は、リモートワークのセキュリティ対策としてシンプルかつ強力な方法です。
しかし一方で、「自宅のネット回線は普通は動的IPだけど固定IPなんて用意できない」「外出先やカフェのWi-Fiからでは意味がないのでは?」といった疑問もあるでしょう。
そこで活用したいのが固定IPを付与してくれるVPNサービス、いわゆる「固定IP VPN」です。
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VPNと固定IPで強化するリモートワークセキュリティ
VPN(仮想プライベートネットワーク)は、インターネット経由で安全な社内ネットワーク接続を実現する技術です。
これ自体も暗号化による通信保護という重要なセキュリティ対策ですが、通常のVPN接続では自宅やカフェなど利用場所ごとに異なるIPアドレスが割り当てられます。
そこで登場したのが固定IPアドレスを割り当てるVPNサービス、すなわち「固定IP VPN」です。
固定IP VPNを利用すると、リモートワーカーがどこから接続しても常に同じ固定IPアドレスからアクセスしているように見せることができます。
例えば在宅勤務の社員Aさんが固定IP VPNに接続すれば、自宅からでも出張先からでも、会社から指定された特定のIPアドレス経由で社内システムにアクセスできます。
これなら社内のファイアウォールやクラウドサービスの設定で「許可IPアドレス=Aさんの固定IP」のみを受け入れるようにしておけば、安全にリモートアクセスが可能です。
さらに固定IP VPNなら、在宅勤務者だけでなくオフィス外からアクセスするすべての通信を一度VPN経由に統一できます。
そうすることで、アクセス元IPアドレスを一元管理でき、セキュリティポリシーの適用も簡単になります。
従来は各自宅ごとに異なるグローバルIPを個別にホワイトリスト登録するのは現実的ではありませんでした。
しかしVPNで全員が共通の固定IP出口を使えば、「社外からのアクセス=固定IP経由のみ」と明確に線引きできるのです。
このように、「VPNの暗号化」+「固定IPによるアクセス制限」を組み合わせることで、リモートワーク環境のセキュリティは飛躍的に高まります。
実際、社内システムへの安全なアクセス確保策として、プロバイダの固定IPサービスや固定IP VPNの活用は今や欠かせないものとなっています。
当社サービス「ロリポップ!固定IPアクセス」のメリット
リモートワークのセキュリティを強化する固定IP VPNサービスとして、当社が提供する「ロリポップ!固定IPアクセス」をご紹介します。
ロリポップ!固定IPアクセスは、自宅・カフェ・出張先などどこからでも社内システムに固定IPアドレス経由でアクセスできるようにするクラウド型のVPNサービスです。
具体的には、VPN接続用のアプリをPCやスマホにインストールし、本サービスのサーバーに接続することで、常にあなた専用の固定グローバルIPを割り当てます。
あとはそのIPを社内システムや利用中のクラウドサービスの許可リストに登録しておくだけで、外部からのアクセス制限が簡単に実現できます。
「ロリポップ!固定IPアクセス」導入の主なメリット
- 低コストで導入可能 月額539円(税込)という業界最安級の低価格で利用できます。 初期費用も不要で、さらに初めての固定IPは最大2ヶ月間の無料お試しが可能です。 コーヒー1杯程度のコストでセキュリティを大幅強化できるため、個人や小規模チームでも導入しやすくなっています。
- 設定が簡単・即日利用OK オンラインで申し込めば最短当日から利用開始できます。 複雑な事業者登録や工事も不要です。 指定のVPNアプリ(高速で安全なWireGuardプロトコル採用)をインストールし、発行された設定ファイルを読み込むだけで、最短5分ほどで社外から固定IP接続が可能になります。 専門知識がなくてもスムーズに導入できる点は大きな利点です。
- セキュリティ強化 固定IPアクセスにより前述のようなアクセス元制限が実現でき、社内システムへの不正侵入リスクを軽減できます。 さらにVPN通信自体が暗号化されるため、カフェ等のフリーWi-Fiから業務システムにアクセスする場合でも盗聴や改ざんの心配がありません。 「場所に依存せず安全に仕事ができる」環境が手に入ります。
- スモールスタート&スケーラビリティ 利用したい端末数に応じてライセンス(固定IP接続アカウント)を1つ単位で契約できます。 まずは1ライセンスから小さく始めて、必要に応じて追加・削除が柔軟に可能です。複数人で同じ固定IPを同時利用することもできるため、小規模なチームから大企業まで無駄なく運用できます。 例えば、「まずは管理部門5名だけ導入し、徐々に全社員へ拡大」といった段階的な導入も低コストで実現できます。
- 幅広いデバイス・ユーザーに対応 WindowsやMacはもちろん、スマートフォン(Android/iOS)やタブレット、Linuxサーバーまで主要なOSに対応しています。 個人事業主やフリーランスの方でも契約可能なので、取引先のIP制限に合わせて自分用に固定IPを用意するといった用途にも最適です。
当社のロリポップ!固定IPアクセスを活用すれば、セキュリティ専門の担当者がいない環境でも手軽に「VPN+固定IP」による堅牢なリモートアクセス環境を構築できます。
実際にご利用いただいたお客様からは「在宅勤務時に社内システムへ入る際の不安が解消した」「地方の支店からでも本社と同じIP経由なのでアクセス許可の調整が楽になった」といった声が寄せられています。
まだ固定IPでのアクセス制限を導入していない企業・チームの方は、ぜひこの機会に導入を検討してみてください。
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まとめ:固定IPでリモートワークに安心を
ランサムウェアの脅威は他人事ではなく、私たち誰もが直面し得るリスクです。
特にリモートワークが当たり前になった現在、自宅や出先から社内システムに安全に接続できる環境整備は、業務継続の観点からも欠かせません。
被害に遭ってから慌てるのではなく、日頃から複数の防御策を講じておくことが重要です。その中でも、本記事で解説した固定IPアドレスによるアクセス元制限は、攻撃者の侵入ルート自体を塞ぐ有効な対策となります。
幸い、固定IPの利用は決して難しいものではありません。
「ロリポップ!固定IPアクセス」のようなサービスを使えば、専門知識がなくても低コスト・短時間で導入できます。
ぜひ当社サービスも活用し、ランサムウェアを寄せ付けない強固なリモートワーク環境を構築してください。加えて、OSやVPN機器のアップデート、強力なパスワードと二要素認証の導入、データのオフラインバックアップなど、基本的なセキュリティ対策も忘れずに実施しましょう。
複合的な対策によってこそ、サイバー攻撃の猛威から自社の大切な情報資産を守ることができます。
リモートワークの便利さと引き換えに高まったサイバーリスクに対処するため、ぜひ今日からできる施策に着手しましょう。
固定IPの活用という一歩が、明日のランサムウェア被害から皆さんのビジネスを守る大きな盾となるはずです。