ロリポップ固定IPアクセス byGMOペパボ
ITベンダー必見: クライアントごとに固定IPを使い分けるセキュアな開発環境とは

ITベンダー必見: クライアントごとに固定IPを使い分けるセキュアな開発環境とは

基礎知識

複数のクライアント案件を同時に抱えるITベンダーにとって、プロジェクトごとにネットワークを分離し、アクセス制御を徹底することは大きな課題です。

近年、多くの企業システムでは信頼できる固定IPアドレスからのアクセスのみを許可するIP制限が常識になりつつあります。

しかし、テレワークや外出先からの開発では自社に固定IPがない、あるいは通信環境が不安定で従来型のIP制限は柔軟性に欠けるという声もよく聞かれます。

本記事では、こうした状況を踏まえ、クライアントごとに固定IPアドレスを使い分けることで実現できるセキュアな開発環境について解説します。

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マルチクライアント案件におけるネットワーク分離とアクセス制御の課題

受託開発を行うベンダー企業では、複数のクライアントのシステムやデータにアクセスする機会があります。

それぞれのクライアントは、自社の機密情報を守るためにネットワークを他と分離し、アクセス元を厳格に管理したいと考えるのが通常です。

具体的には、開発環境やテストサーバーへのアクセスを特定のネットワークからのみに限定したり、VPN経由でのみ接続できるようにしたりといった対策です。

しかしベンダー側から見ると、プロジェクトごとに物理的なネットワークを分けたり、毎回異なる回線契約を用意したりするのは現実的ではありません。

従来、プロバイダの固定IPサービスでは「1契約につき固定IP1個」が基本であり、複数の固定IPが必要な場合は法人向けの高額なプランを追加契約する必要がありました。

極端な場合、複数の固定IPを確保するために光回線自体を複数契約するといった方法もありますが、1回線の場合と比べて費用負担が大きくなってしまいます。

さらに、社内LANからすべてのクライアント先にアクセスする場合、アクセス制御が粗くなりがちという問題もあります。

例えば社内からのグローバルIPが一つだと、クライアントA向けシステムにもクライアントB向けシステムにも同じIPでアクセスできてしまい、アクセス権限の厳密な管理が難しくなります。

またIPベースの制限を設けていても、全プロジェクト共通のIPでは本来アクセス不要な他プロジェクトの環境に誤って接続してしまうリスクがあります。

実際、「固定IPアドレスによるアクセス制限」を導入すると、不意のアクセスミスによる誤操作防止にもつながるとされています。

このように、プロジェクトを跨いだアクセスをいかに防ぐかがセキュリティ上の悩みとなるのです。

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クライアントごとに固定IPを使い分けるメリット

上記課題への有効な解決策が、プロジェクト(クライアント)単位で異なる固定IPアドレスを割り当てて運用することです。

各案件ごとに固定IPを使い分けることで、以下のようなセキュリティと運用上のメリットが得られます。

クライアントごとに異なるIPを用意すれば、万一あるIPが漏洩・悪用された場合でも被害は当該クライアント分に限定でき、他プロジェクトへの波及を防げます。

あるプロジェクト用のIPでは別プロジェクトのシステムにアクセスできないため、意図しないクロスアクセスや誤操作の防止につながります。

開発者は作業対象の案件に応じて使用するIP接続を切り替える運用となり、自然とプロジェクトの境界が明確化されます。

たとえば「クライアントA案件担当者だけがクライアントA用固定IPに接続できる」よう社内ルールを設ければ、ネットワークレベルでチームごとの権限分離が可能です。

アクセスログも固定IP単位で記録されるため、「どの案件のリソースにどのIP経由で接続したか」が一目でわかり、監査対応やトラブルシューティングにも役立ちます。

案件ごとに専用の固定IP割り当てておけば、「Client AはIPアドレスXからのみ接続」「Client BはIPアドレスYからのみ接続」といったポリシーを容易に適用できます。

開発ベンダー側でマルチテナントなセキュリティ対応ができるため、クライアントごとのセキュリティ基準の違いにも柔軟に対応可能です。

固定IPを使い分ける具体的な活用例

では、実際に「クライアント別固定IP」の運用がどのように役立つのか、具体例をいくつか見てみましょう。

このような場面でも、プロジェクト専用の固定IP経由でアクセスすれば「要求された固定IPからシステムにアクセスする形」となり、安全に連携できます。

クライアント側のVPN装置やファイアウォールで「接続元IPアドレスによるフィルタ」を設定している場合、ベンダー側の拠点IPが異なれば各クライアントVPNへの同時接続やルート分離が容易です。

これにより異なるクライアントの社内システムが混在することなく、安全にリモートアクセス作業が行えます。

うっかり別のクライアント環境にアクセスしてしまう事態も、固定IPによるアクセス制限をかけておけば未然に防ぐことが可能です。

「VPNをクライアントA用からB用に切り替えないとB社システムに入れない」という状況自体が、操作ミスへの抑止力として働きます。

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1サービスで複数の固定IPを取得・切り替え・共有する利便性

固定IPアドレスを案件ごとに揃えるメリットは明らかですが、「それだけの数の固定IPをどう用意するか」が次の課題になります。

幸いなことに、近年はクラウド型の固定IPサービスを利用することで、1つのサービス契約で複数の固定IPを簡単に取得・管理できるようになりました。

例えばロリポップ!固定IPアクセスでは、契約当初は1つの固定IPのみでしたが、その後のアップデートで2つ目以降の固定IPアドレスも追加契約可能となりました。

従来のプロバイダー契約と異なり、一人で複数の固定IPを使うことも、逆に1つの固定IPをチームメンバー複数人で共有することも柔軟に可能です。

こうしたサービスを利用すれば、新しい固定IPが必要になってもオンラインで即時に追加発行できるため、プロジェクトの増減にも俊敏に対応できます。

たとえば開発チームに新メンバーが加わった際には、既存の固定IPにライセンス(接続アカウント)を追加して共有したり、必要に応じて新規の固定IPを発行してプロジェクトを割り当てたりといった運用が簡単です。

ロリポップ!固定IPアクセスで実現するクライアント別セキュア開発体制

以上のコンセプトを実践する具体例として、ロリポップ!固定IPアクセスを用いたセキュアな開発環境構築方法をご紹介します。

ロリポップ!固定IPアクセスはGMOペパボ株式会社が提供するサービスで、インターネット経由で利用できるクラウド型の固定IP付与VPNです。

月額料金は1ライセンスあたり539円(税込)~と低価格で、専用の固定グローバルIPアドレスが即日発行されます。

1契約で複数の固定IPを持てるため、例えばプロジェクトA用・B用・C用にそれぞれ別々の固定IPを取得して運用することも可能です。

各チームメンバーは手元のPCや端末にWireGuardクライアントをインストールし、それぞれのプロジェクト用固定IPに対応するVPN接続設定を配布します。

あとは開発者が作業するとき、そのプロジェクト用のVPNをオンにするだけです。

こうすることで、各クライアントの開発環境やクラウドサービスには対応する固定IPからしかアクセスできなくなります。

仮にVPNの切替を忘れて別案件の環境にアクセスしようとしても接続できないため、ヒューマンエラーで情報を誤って操作・閲覧してしまうリスクもありません。

またクライアント側から見ても「自社システムには登録済みの特定IPからしかアクセスが来ない」状態となるため、外部委託の開発であっても社内と同等レベルのアクセス制御を担保できます。

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まとめ&サービス紹介

複数クライアントの開発案件において、固定IPアドレスをクライアントごとに使い分けることはセキュリティと運用効率の両面で大きなメリットをもたらします。

ネットワーク分離による誤操作防止、アクセス権限の明確化、そしてクラウドやVPN接続の安全性向上など、その効果は計り知れません。

実践にあたってはクラウド型の固定IPサービスを活用することで、煩雑だった複数IPの管理が一気に容易になります。

私たちが提供する ロリポップ!固定IPアクセス は、まさにこのニーズに応えるためのソリューションです。

月額ワンコイン程度で利用でき、最大2ヶ月の無料お試し期間も用意されています。

場所を問わず即日発行された固定IPで通信できるため、オフィスでも自宅でもカフェでも、常にクライアント指定のIPアドレスからシステムにアクセス可能です。

ぜひ自社の開発体制にロリポップ!固定IPアクセスを取り入れ、クライアント別にセキュアな開発環境を構築してみてください。

きっとその利便性と安心感を実感していただけるはずです。

各プロジェクトに最適化されたネットワークで、より安全・円滑な開発業務を実現しましょう。

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