SmartHRのIPアドレス制限機能とは?
SmartHRには、特定のIPアドレスからのみアクセスを許可し、それ以外からの接続を遮断できるIPアドレス制限機能があります。
これは、許可したIPアドレス以外からのアクセスをブロックすることで第三者による不正アクセスを防止するセキュリティ設定です。
例えば会社のオフィスのグローバルIPアドレスや社内ネットワークに限定してSmartHRへアクセス可能にすると、許可されていないネットワークからのログイン試行はすべて遮断されます。
IDやパスワードが漏えいした場合でも社外の不審なIPからはアクセスできないため、ログイン認証+接続元制限の二重の防御となり、クラウドサービス利用時の安全性を大きく高めることができます。
SmartHRのIP制限は、アクセス元IPアドレスを指定する仕組みであるため、基本的には固定IPアドレスを利用している環境でのみ有効にすべき機能です。
自宅やモバイル回線など日々変わる動的IP環境でこの設定を有効にすると、許可リストにないIPからのアクセスが遮断されてしまい、利用者自身がログインできなくなる恐れがあります。
そのため、まずは会社や拠点など安定したグローバルIPアドレスを持つネットワークを許可するケースが一般的です。
また、SmartHRではこのアクセス制限ルールを権限(ユーザー役割)ごとやオプション機能ごとに設定可能で、サービスの必要に応じて柔軟に適用できます(※一部のオプション機能ではIP制限に未対応)。
許可できるIPアドレスは最大1000件まで登録可能であり、複数拠点やリモートワーク先など複数の信頼できる接続元を細かくホワイトリスト登録することも可能です。
⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!
IPアドレス制限のメリットとセキュリティ強化効果
IP制限機能を活用する最大のメリットはセキュリティ強化です。
あらかじめ許可したネットワークからしかシステムにアクセスできないようにすることで、万が一ログイン情報が流出しても第三者による不正利用を防ぐ強力な対策になります。
ここでは、SmartHRにおけるIPアドレス制限の具体的な利点を紹介します。
- 不正アクセス防止 許可されたIPアドレス以外からはSmartHRにアクセスできなくなるため、社外の攻撃者や関係のない端末からの不正ログインをシャットアウトできます。 会社の固定IPアドレスに限定して利用を可能にすることで、サービスのセキュリティを飛躍的に高めることができます(実際にSmartHRでもこの仕組みにより第三者による不正利用を防止しています)。
- 情報漏えいリスクの低減 アクセス元を制限することで、社外からの不要なアクセスや利用を抑制できます。 例えば、職員が自宅の個人PCや私用スマホからSmartHRにアクセスすることを禁止すれば、社内の機密データが不適切な環境に保存・表示されるリスクを減らせます。 許可された環境(社内ネットワークや公認の接続経路)以外では管理画面にアクセスできないため、社員によるうっかりミスや情報持ち出しの防止にもつながります。
- クラウドサービス利用の安心感 人事・労務データをクラウド上で扱うことに不安を感じている企業でも、IP制限を導入することで「社内からしかアクセスできないなら安心だ」といった心理的安全性を得られます。これは経営者や情報システム担当者にとっても大きなメリットで、クラウドサービスの採用ハードルを下げる効果があります。
- コンプライアンス対応: 業種や業態によっては、従業員データや機密情報を扱うシステムへのアクセス制御がガイドラインや監査項目になっている場合もあります。IPアドレスによる接続制限は、そうしたセキュリティ基準への適合にも役立ち、SmartHRを安全に運用していることを対外的に示す材料にもなります。
このように、SmartHRのIP制限機能を使えば「誰がどこからアクセスできるか」を厳密に管理でき、単にID・パスワード認証だけに頼るよりも高いセキュリティレベルを維持できます。
特に近年はリモートワークの普及に伴い社外からクラウドサービスへアクセスする機会も増えていますが、IP制限を適切に設けておけば外部からの不正侵入リスクを大幅に低減できるでしょう。
SmartHRでIP制限を導入する際の注意点
便利なIPアドレス制限機能ですが、導入・運用時には以下のようなポイントに注意が必要です。
- 固定IPアドレスの確保 繰り返しになりますが、SmartHR公式も「接続元のIPアドレスを指定する設定なので、固定IP環境でない場合は設定しないように」と注意喚起しています。 社内ネットワークやVPN経由など、グローバルIPアドレスが固定である環境を用意しましょう。 社内LANからのアクセスを想定してIP制限をかける場合は、自社オフィスのインターネット回線に固定IPオプションを導入するか、後述する固定IPサービスの利用を検討してください。 逆に言えば、固定IPを持たない在宅勤務者などは現状のままではIP制限下でSmartHRにアクセスできなくなるため、その対策を事前に考えておく必要があります。
- 設定範囲の把握 SmartHRでは基本機能ごと・オプション機能ごとにIP制限ルールを適用できます。 人事労務の基本機能だけでなく、人事評価や従業員サーベイなど追加モジュールを利用している場合、それぞれの設定画面でIP制限を有効化する必要がある点に留意しましょう(※一部、IP制限非対応のオプションもあります)。 導入時には、利用中のSmartHR機能すべてについて対応状況を確認し、漏れなくアクセス制限を設定してください。
- 許可IPアドレスの管理 一度登録したホワイトリスト(許可IP)情報は、ネットワーク変更時に適宜アップデートする運用が欠かせません。 例えばオフィス移転で社内のグローバルIPが変わった場合、SmartHRに新しいIPを登録し直さなければ全員がアクセス不能になります。 また、許可IPアドレスは最大1000件まで登録できますが、不要になった古いIPは定期的に削除し最新のリストを保つことが望ましいでしょう。 社内拠点が増えたりテレワーク用回線を追加したりする際も、忘れずにIPアドレス制限の許可リストに加える運用フローを整備してください。
- テストと緊急時対応 IP制限ルールを適用すると、指定外のIPからは原則アクセスできなくなります。 設定直後に万一想定外の切り捨て(例:自社の一部拠点IPを登録し忘れていた等)が起こると業務に支障をきたします。 そこで、まずは管理者アカウント1つで試験的にルールを適用し、問題ないことを確認してから全ユーザーへ展開するのが安全です。 また、現在自分がアクセスしているIPアドレス値を確認して登録できるよう、SmartHRの画面上部には「現在のアクセス元IPアドレス」が表示されるので活用しましょう。 万が一誤って全員のアクセスを遮断してしまった場合に備え、SmartHRサポートへの問い合わせ経路や緊急復旧手順も確認しておくと安心です。
⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!
ロリポップ!固定IPアクセスで実現する柔軟なセキュリティ運用
上述の注意点にもあるように、固定IPアドレスの確保はSmartHRのIP制限を有効活用するうえで不可欠です。
しかし「自宅のネット回線ではIPが固定ではない」「テレワーク社員全員の接続元を固定化するのは難しい」といった課題に直面する企業も多いでしょう。
そのような場合に有効なのが、GMOペパボ株式会社が提供するサービス「ロリポップ!固定IPアクセス」の活用です。
ロリポップ!固定IPアクセスはどこからでも固定IPアドレスを使えるVPNサービスで、在宅勤務や外出先から社内システム(クラウドサービス)に安全にアクセスしたい場合に非常に役立ちます。 このサービスを利用すれば、自宅やカフェ、出張先からでも一旦VPN接続を経由して会社で許可した固定IPアドレスとしてSmartHRにアクセスできるようになります。
つまり、各従業員の物理的な場所に関係なく接続元IPを統一できるため、SmartHR側ではその固定IPのみを許可しておけば社外からの利用制限をかけつつ円滑にテレワークを実現できるのです。
「社内ネットワークへの接続が固定IPで必要となる場面で、簡単な設定でどこからでも利用できる」サービスとして公式にも推奨されており、IP制限機能の柔軟な運用を支えるソリューションといえます。
ロリポップ!固定IPアクセスの主な特長は以下のとおりです。
- 低コストで導入可能 月額利用料金は1IPあたり490円(税込539)~と非常に安価で、国内最安値クラスの固定IPサービスです。 さらに初回は最大2ヶ月間の無料お試し期間も用意されており、気軽に導入テストができます。
- 設定・利用が簡単 オンラインから申し込めば即日で利用開始でき、プロバイダーとの複雑な契約や長い待ち時間もありません。 必要事項を入力したら専用アプリをインストールし、提供される設定ファイルを読み込んで接続を有効化するだけですぐに固定IP環境を手に入れられます。 専門的なネットワーク知識がなくても問題なく扱える手軽さは大きな魅力です。
- 複数端末・複数人で同時利用可能 1つの固定IPアドレスを複数人で同時に共有利用することが可能なので、例えばテレワーク中の従業員全員が同じIPアドレス経由でクラウドサービスにアクセスできます。 社員ごとに個別の固定IP契約を用意する必要がなく、「一人ひとりに静的IPを割り当てるコストや手間」を省けるのもメリットです。 必要に応じてライセンス(固定IP数)を柔軟に増減できるため、チームの人数や拠点数に合わせて無駄なく運用できます。
- セキュリティ&パフォーマンス 通信には最新の高速VPNプロトコルであるWireGuardが採用されており、モバイル環境でも安定・高速に動作します。 暗号化通信による安全性はもちろん、遅延が少なく快適な接続を実現するため、日常業務で常時VPN経由でもストレスなく利用できるでしょう。 シンプルな仕組みでトラブルが少なく、運用管理の負担が軽い点も見逃せません。
実際、ロリポップ!固定IPアクセスは「IP制限している社内ツールに社外からアクセスしたい」というニーズに応える形で2025年にリリースされており、まさにSmartHRのようなクラウド人事労務ソフトとの相性は抜群です。
「固定IPが無いからIP制限は諦めていた…」という企業でも、このサービスを導入すれば低コスト・短期間で固定IP環境を整備できるため、セキュリティ向上と業務効率化を両立できます。
⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!
まとめ:固定IP+IP制限でSmartHRを安全・便利に活用しよう
SmartHRのIPアドレス制限機能は、適切に使えば強力なセキュリティ武器となり得ます。
社内外からのアクセスを信頼できる経路に限定することで、クラウド上の人事データを不正アクセスや情報漏えいの脅威から守り、安心して業務を進められる環境を構築できるでしょう。
情シス担当者にとってはセキュリティインシデント防止策として心強く、人事・労務担当者にとっては大切な従業員データを守る保険となり、経営者にとっては会社の信頼を守る施策となります。
一方で、固定IPアドレスの用意がネックとなってIP制限導入を躊躇しているケースも少なくありません。
その解決策としてロリポップ!固定IPアクセスのようなサービスを活用すれば、場所を選ばず固定IPでのアクセスを実現し、「セキュリティ強化」と「柔軟な働き方」を両立できます。
月額数百円という手頃なコストで導入できるため、まずは試験的に導入して効果を実感してみるのも良いでしょう。
ぜひこの機会に、SmartHRのIPアドレス制限機能+固定IPサービスという組み合わせによる簡単&確実なセキュリティ強化策を検討してみてください。
強固なアクセス制御のもとでSmartHRを安心して活用し、社内データの安全性と業務効率の両面で大きなメリットを享受できるはずです。