テレワークが普及した現在、在宅で仕事をする人が増えています。
社内システムや取引先のクラウドサービスによっては、セキュリティ強化のためアクセス元を限定し、特定のIPアドレスからのアクセスのみ許可しているケースも珍しくありません。
自宅のインターネットからそうしたシステムにアクセスするには、自分専用の「固定IPアドレス」を用意して許可を得る必要があります。
そこで気になるのが、ソフトバンク光で固定IPアドレスを使えるかという点でしょう。
ソフトバンク光はSoftBankやY!mobileスマホユーザーなら「おうち割」適用でスマホ代が毎月最大1,100円割引(Y!mobileは最大1,188円)になるため、該当ユーザーには非常にお得な人気サービスです。
他社乗り換え時の工事費実質無料キャンペーンなどもあり、携帯キャリアに関係なく利用者が多い光回線ですが、果たして固定IPアドレスの利用は可能なのでしょうか。
本記事ではソフトバンク光で固定IPアドレスが使えるかどうかの結論と、その方法・代替手段を初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。
⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!
ソフトバンク光では固定IPアドレスの提供はしていない
まず結論から言えば、ソフトバンク光の標準サービスではグローバル固定IPアドレスは提供されていません。
ソフトバンク公式サポートページにも「※この設定では、グローバルIPアドレスを固定することはできません。弊社では固定IPアドレスを提供しておりません。」と明記されています。
つまり、残念ながらソフトバンク光自体に固定IPアドレスのオプションやプランは存在しないということです。
ここで注意したいのは、ルーターの設定で行う「IPアドレスの固定」はあくまで宅内で使うプライベートIPの固定だという点です。
自宅LAN内の機器に割り当てる192.168.x.xといったプライベートIPを固定しても、インターネット上で識別されるグローバルIPアドレスが固定されるわけではありません。
ソフトバンク光では再接続や一定期間経過で変更される動的グローバルIPが割り当てられており、それを契約者が固定に変更する手段は提供されていないのです。
では、ソフトバンク光ユーザーは固定IPアドレスを全く使えないのかというと、いくつか代替手段があります。
もちろん、どうしても必要なら固定IPアドレスを提供している他社の光回線に乗り換える手もあります。
しかし乗り換えには解約違約金や工事の手間が伴い、ソフトバンク光のスマホ割引(おうち割)も失ってしまいます。特にSoftBank/Y!mobileスマホを家族で複数台利用し割引を受けている場合、簡単に他社に変えたくないのが本音でしょう。
そこでソフトバンク光を使ったまま固定IPアドレスを利用する方法を検討してみましょう。大きく分けて以下の2つの方法があります。
- ソフトバンク光の回線はそのままで、固定IPサービス対応のプロバイダと追加契約する方法
- 固定IPアドレスを付与してくれるVPNサービスを利用する方法
それぞれ具体的に見ていきます。
⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!
方法1: 固定IPアドレス対応プロバイダと契約する
1つ目の方法は、ソフトバンク光の回線はそのままに、固定IPアドレスを提供しているプロバイダと別途契約するやり方です。
ソフトバンク光は通常「Yahoo!BB」がプロバイダ一体となっていますが、実は光コラボの回線を使いながら別のプロバイダ経由で接続設定を行うことも可能です。
具体的には、固定IPサービスを扱うプロバイダと契約し、その提供された接続ID(ユーザー名)とパスワードでPPPoE接続を設定し直すだけでOKです。
切り替え後はそのプロバイダから固定グローバルIPアドレスが割り当てられます。
この場合、ソフトバンク光の月額料金に加えて、契約した固定IP対応プロバイダの月額料金が別途かかる点に注意が必要です。
いわば“二重契約”になりますが、ソフトバンク光自体は解約しないためスマホの「おうち割」特典などは維持できます。
プロバイダ契約のみの追加なので解約違約金も通常発生せず、ソフトバンク光を継続しながら固定IPを使えるメリットがあります。
固定IP提供プロバイダと契約する場合に必要なものは、プロバイダから発行される接続用ID/パスワードと、それを設定できるルーターです。
市販の無線LANルーターなどでPPPoE接続の設定を行えばよく、特別な高価な機器は不要です。
ソフトバンク光契約者向けにレンタル提供されている「光BBユニット」を利用中の場合は、それに他社プロバイダのID/PWを設定できるか確認しましょう。
設定項目がない場合や対応が難しい場合は、市販ルーターを別途用意して接続設定を行えば問題ありません。
※光BBユニットと市販ルーターを併用すると二重ルーター(NATが二段階)になるため、ポート開放等が必要な場合は注意してください。
では、どんなプロバイダが固定IPサービスを提供しているのでしょうか?一般的に大手携帯キャリア系の光回線(ソフトバンク光、NURO光など)は個人向け固定IPオプションがなく、固定IPが必要な場合は独立系のプロバイダと契約する形になります。
代表的な例として、インターリンク社の「ZOOT NATIVE」は月額約1,100円(+固定IP利用料2,200円)で固定IPを提供しています。
同じくインターリンクの「ZOOT NEXT」(月額1,320円)や、GMOとくとくBB(月額1,210円)なども人気です。
プロバイダにより価格や方式が異なりますが、相場として月額1,000~3,000円程度で固定IPサービスを利用できます。
ただし、この方法は通信方式が基本的にIPv4+PPPoE接続になる点に留意しましょう。
ソフトバンク光で提供されている高速IPv6(IPoE方式)の恩恵は受けられず、時間帯によっては速度低下が起こる可能性があります。
またソフトバンク光の10ギガプランの場合、対応するプロバイダが事実上存在しないためこの方法は利用できません。
とはいえ通常の1Gbpsプランであれば、上記プロバイダの固定IPサービスを追加契約することで今のソフトバンク光を維持したまま固定IP環境を構築可能です。
方法2: 固定IPアドレス対応のVPNサービスを利用する
2つ目の方法は、VPNサービスを利用して固定IPアドレスを確保するやり方です。
昨今は手頃な月額料金で固定IP付きVPNを提供するサービスが増えており、ソフトバンク光などプロバイダ側で固定IPがなくても問題を解決できます。
VPNを利用した固定IP取得の手順は簡単です
- 固定IP対応のVPNサービスに申し込み(オンラインで契約可能)
- 固定IPアドレス(またはライセンス)を購入(契約プラン選択)
- 専用のVPNクライアントソフトやアプリをインストール(PC・スマホなど)
- 発行された固定IP用の接続先(サーバ情報)でVPN接続を実行
以上の操作で、自分専用の固定グローバルIPアドレスを割り当てられた状態でインターネットにアクセスできるようになります。
VPN経由での通信になるため多少のオーバーヘッドはありますが、普段のネット利用と大きく変わりません。
むしろこの方法の利点は、自宅回線に限らず外出先のWi-Fiやスマホのテザリング接続からでも、同じ固定IPアドレスを使えることです。
例えば出張先のホテルやカフェからVPN接続すれば、会社から許可された自分の固定IPで業務システムに安全にアクセスできるわけです。
テザリング利用時でもIPアドレス制限のあるサービスにアクセス可能になるため非常に便利です。
VPNサービス利用の場合も、ソフトバンク光の基本料金にVPNサービスの月額料金(プランによりますが数百~千円程度)が追加でかかります。
しかしプロバイダ契約ほど高額ではなく、また設定もソフトやアプリで有効・無効を切り替えるだけなので手軽です。
常時固定IPが必要なサーバー運用というより、リモートワーク時など必要なときだけ固定IPで接続したい場合に特に向いています。
⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!
ロリポップ!固定IPアクセス – 安くて即日使える注目の固定IPサービス
数ある固定IP対応VPNサービスの中でも、2025年に登場した新サービス「ロリポップ!固定IPアクセス」は非常に注目に値します。
レンタルサーバー大手のGMOペパボ社が提供するサービスで、月額539円(税込)という格安料金で利用可能です。
料金面では前述の他社サービスの半額程度と圧倒的な安さですが、性能や機能も充実しています。
ロリポップ!固定IPアクセスは、申し込んだその日から固定IPアドレスが即日発行・利用開始できる手軽さが特徴です。
専用アプリとして高速な通信で定評のあるWireGuardを採用しており、発行された設定ファイルを読み込むだけで簡単に接続できます。
もちろんソフトバンク光を含むどんなインターネット回線でも利用可能で、スマホアプリからも接続できるため自宅・オフィス以外のどこからでも固定IPを使えます。
例えば自宅ではパソコンで接続し、外出先ではスマホで同じ固定IPに接続するといった柔軟な利用が可能です。
初回の固定IPアドレスについては最大2ヶ月間の無料お試し期間が設けられており、気軽に試せるのも魅力です。
月額料金も539円/ライセンスと安く、仮に継続利用しても負担は小さいでしょう。
さらに、1つの固定IPアドレスに対して追加ライセンスを購入することで複数の端末・ユーザーが同時に同じ固定IPを共有可能というユニークな機能もあります。
チームで共通の固定IPを使いたい場合などに便利です。
このようにロリポップ!固定IPアクセスは、「今すぐ安く固定IPを使いたい」「ソフトバンク光はそのままに安全にリモートアクセスしたい」というニーズにピッタリのサービスです。
即日導入・低価格・プロバイダ不問・外出先OK・長めの無料お試しとメリット尽くしなので、固定IPが必要な方は検討してみる価値があるでしょう。
⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!
まとめ
ソフトバンク光は便利でお得な光回線ですが、残念ながら標準で固定IPアドレスの提供はありません。
しかし諦める必要はなく、ここで紹介した2つの代替手段を使えばソフトバンク光でも固定IP環境を実現できます。
一つは固定IP対応プロバイダとの追加契約による方法です。SoftBank光の回線を使いながら別のISPで接続することで、引き続きおうち割などの特典を享受しつつグローバル固定IPを入手できます。
ただし月額料金が増える点や、設定にやや専門知識がいる点には注意が必要です。
もう一つはVPN経由で固定IPを利用する方法です。
こちらは比較的低コストで導入も簡単なため、特に「ソフトバンク光は変えたくないが固定IPも使いたい」というユーザーに適しています。
必要なときだけVPN接続する運用も可能なので、常時固定IPが不要な場合にも柔軟に対応できます。
どちらの方法でも、ソフトバンク光自体の月額にプラスして費用がかかる点は共通です。
そのためできるだけ安価で条件に合うサービスを選ぶことが大切になります。
本記事で紹介したように、最近ではローカル固定IPを安く提供するサービスが登場しており、中でもロリポップ!固定IPアクセスは料金面・利便性で優れた選択肢です。
最後に補足ですが、「自宅の機器に外部からアクセスしたい」が目的の場合、固定IP以外の解決策もあります。
例えばダイナミックDNSサービスを利用すれば、グローバルIPが変わっても自宅ルーターに割り当てられたホスト名でアクセス可能です。
ただし、アクセス先システム側でIPアドレスによる制限をかけている場合はDynamic DNSでは代替できません。
そのようなケースでは本記事で解説した固定IPアドレスの取得方法が必要不可欠となります。
自分の利用シーンに合った方法を選び、ソフトバンク光で快適かつ安全にネットワークを活用してください。