固定IPアドレスとは、インターネット接続時に常に同じグローバルIPアドレスが割り当てられるサービスです。
通常のプロバイダ契約では接続のたびにIPが変わる「動的IP」が基本ですが、固定IPを利用すればネットワーク上の“住所”を固定できます。
例えば自宅やオフィスから社内システムにアクセスする際にIPアドレスによるアクセス制限をかけてセキュリティを高めたり、Webサーバーやカメラを外部公開する用途で固定IPは欠かせません。
現在、多くのユーザーはOCNやぷらら、@niftyといったISP(インターネットサービスプロバイダ)の固定IPサービスを利用しています。
しかし、プロバイダ提供の固定IPにはコストや利用の制約などいくつかの課題もあります。
そこで注目されているのが、VPN技術を利用して手軽に固定IPを提供する「VPN型固定IPサービス」です。
本記事では、プロバイダ固定IPからVPN型固定IPへ乗り換えるメリットを詳しく解説し、当社が提供する「ロリポップ!固定IPアクセス」の特徴もご紹介します。
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プロバイダ提供の固定IPサービスの課題 (ISPの固定IPデメリット)
まず、従来のISP各社が提供する固定IPサービスにはどのような課題があるか押さえておきましょう。プロバイダオプションの固定IPを利用する際によく指摘されるポイントは以下の通りです。
- 月額料金が高め 固定IPは多くのプロバイダで有料オプションとなり、通常の月額料金に数千円の追加料金が発生します。 契約するIP数によっては数万円規模になるケースもあり、中小規模の利用者には負担です。 例えばOCNなど大手プロバイダでは、固定IPオプションだけで月額1,000~3,000円程度が一般的です。
- 契約や導入に手間と時間がかかる プロバイダによっては固定IP利用に専用プランへの変更が必要だったり、申し込みから利用開始までに日数がかかることがあります。 新規契約やプロバイダ乗り換えとなれば開通手続き・工事等で即日利用は難しく、解約時の違約金や最低利用期間の縛りも生じがちです。
- 利用できる回線が限定される 固定IPは基本的に契約した回線上でしか使えません。 自宅の光回線で取得した固定IPはその場所以外では利用できず、別の場所やモバイル回線からは同じIPを使えません。 またプロバイダによっては固定IP自体提供していない場合もあり(例: ソフトバンク光やNURO光など)、その場合はプロバイダを変更するしかありません。
- 通信方式や速度の問題 一部プロバイダの固定IPサービスはPPPoE接続で提供され、混雑時に速度低下を招くケースがあります。 IPoE方式で快適に使える固定IP提供プロバイダは限られ、選択肢が狭まる点もデメリットです。
以上のように、「コスト」「導入ハードル」「利用環境の制限」といった課題から、プロバイダの固定IP利用をためらうユーザーも少なくありません。
では、これらの課題を解決できるVPN型固定IPサービスとはどのようなものか、次に見ていきましょう。
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VPN型固定IPサービスとは?仕組みとメリットの概要
VPN型固定IPサービスとは、現在お使いのインターネット回線はそのままに、VPN経由で固定IPアドレスを付与してくれるクラウド型のサービスです。
ユーザー側の端末(PCやスマホ)で専用のVPN接続を行うことで、プロバイダからは動的IPが割り当てられていても、VPNサーバー側で固定IPアドレスによる通信を実現します。
言い換えれば、「VPNサービス会社が用意した固定IPを持つサーバーに、一時的に自分の端末を接続してインターネットに出ていく」イメージです。
VPN接続中はデータ通信が暗号化され、第三者から覗かれにくい安全な経路になります。
そして通信先のWebサイトやクラウドサービスには、VPN業者から割り当てられた固定のグローバルIPでアクセスするため、場所に関係なく常に同じIPアドレスから通信できるようになります。
この仕組みにより、VPN型固定IPサービスはプロバイダ標準の固定IPと比べて柔軟かつ手軽に利用できるのが特徴です。
具体的には次章で詳述するように、現在利用中のプロバイダを問わず契約できること、申し込み後すぐ固定IPが発行される即時性、低コスト、高いセキュリティなど多くのメリットがあります。
では、実際にプロバイダ提供の固定IPからVPN型サービスへ乗り換えることで得られるメリットを、ポイントごとに見ていきましょう。
プロバイダ固定IPからVPN型固定IPへ乗り換える5つのメリット
1. コスト削減 – 月額料金が大幅に安い
VPN型固定IPサービスを利用する最大のメリットの一つが料金の安さです。
前述の通りプロバイダの固定IPは追加料金だけで月額数千円かかることもありますが、VPN経由のサービスなら1IPあたり月額数百円~1,000円程度と格安に利用できます。
例えば当社のロリポップ!固定IPアクセスでは月額539円(税込)から固定IPをご提供しており、コストパフォーマンスは抜群です。
プロバイダ契約を新たに結び直すことなく、今の回線のまま安価に固定IP環境を手に入れられるのは大きな魅力でしょう。
2. 導入・設定が簡単 – 専門知識や機器不要
VPN型固定IPサービスは導入ハードルが非常に低いこともメリットです。
通常の固定IP契約のようにプロバイダ変更や回線工事は一切不要で、オンラインでサービスに申し込めばその場で利用を開始できます。
必要なのはPCやスマホからのVPN接続設定だけで、専用機器の設置や難しいネットワーク設定作業もありません。
例えばロリポップ!固定IPアクセスの場合、Webサイトから申し込み手続きを済ませれば最短3分で固定IPの発行が完了し、あとは送付される接続情報をもとに端末でVPN接続の設定を行うだけです。
IT初心者でも安心して扱えるよう、当社サービスでも分かりやすいマニュアルを用意しています。
設定作業も3ステップ程度とシンプルで、特別なスキルは不要です。
大手ISPのようにIPv4 over IPv6設定やポート開放の知識がなくても問題ありません。
仮に導入につまづいても、提供企業のサポートを受けられるため安心です(※ロリポップ!固定IPアクセスもメールによるサポート対応があります)。
このように「申し込みから設定まで手軽に完結する」点は、忙しい個人・法人ユーザーにとって大きな利点と言えます。
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3. 利用回線・場所の自由度 – どこからでも同じIPを利用可能
VPN型固定IPサービスなら、現在利用中のインターネット回線に関係なく固定IPアドレスを契約できます。
プロバイダの種類や回線種別を問わず使えるため、仮に今お使いのプロバイダが固定IP非対応でも乗り換え不要です。
たとえばドコモ光やauひかりなど固定IPオプションが無い回線をお使いでも、外部の固定IPサービスを追加契約するだけで解決できます。
実際、「現在のプロバイダに固定IPが無いので困っているが、VPN型サービスならプロバイダを変えずに固定IPを取得できた」というケースも増えています。
さらに大きいのは場所に縛られず固定IPを使える点です。
VPN経由なら自宅・オフィスはもちろん、カフェのWi-Fiやモバイルルーター、出張先のホテルなどどこから接続しても同じIPアドレスを割り当てられます。
例えばテレワーク中に社内システムへアクセスする際、自宅でも移動中でも常に同じグローバルIPで通信できるため、IPアドレス制限をかけたサービスにスムーズにログインできます。
複数の端末(PC・スマホ等)からでも、一つのライセンスで接続すれば共通の固定IPが適用されるため、社外からのアクセス管理が統一できる利点もあります。
これは、特定拠点の回線に依存するプロバイダ固定IPにはない柔軟性です。
4. 即日利用開始 – 申し込んだその日から使える
「今すぐ固定IPが必要!」という場合にも、VPN型サービスならスピーディーな対応が可能です。
多くのサービスでオンライン契約後、ほぼ即時に固定IPアドレスが発行されます。
ロリポップ!固定IPアクセスでは、24時間365日オンライン受付を行っており、深夜でも早朝でもお申込み完了と同時に固定IPアドレスをご提供します。
最短数分で発行されるため、「急ぎの業務で固定IPが必要になった」「明日までに接続元IPを提示しないといけない」といった緊急時にも対応できます。
一方、従来のプロバイダ契約では開通まで数日~数週間かかる場合もあり、急なニーズに間に合わないことがあります。また契約更新月以外の解約には違約金が発生するなど柔軟性も低めです。
VPN型固定IPなら契約期間の縛りも基本的になく、必要な時だけ短期間利用して解約するといったことも容易です。
初期費用0円・無料お試し期間ありのサービスも多く、気軽に試せて乗り換えのハードルが低いのも魅力でしょう。
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5. セキュリティ強化 – VPN暗号化+IP制限で安全
VPN型固定IPサービスへの乗り換えはセキュリティ面の向上にもつながります。
まず、VPN接続そのものが暗号化通信のため、オープンなネットワーク上でもデータ盗聴や改ざんのリスクを軽減できます。
プロバイダから直接インターネットに出る場合と比べて、通信経路が仮想のトンネルで保護されるイメージです。
さらに、固定IPアドレスを活用したアクセス制限によって不正アクセス防止策を強化できます。
例えばクラウドサービスや社内システムの管理画面で「許可した固定IPからの接続のみ通す」設定をすれば、仮にログイン情報が漏えいしても第三者はアクセスできません。
VPN型固定IPなら前述の通り自宅以外からでも常に同じIPを使えるため、テレワーク社員や外出先からの管理画面アクセスもIPアドレス制限付きで安全に実行できます。
プロバイダの固定IPでも同様のIP制限は可能ですが、接続場所が限られるため実効性に欠けました。
VPN経由なら「いつでもどこでも安全な固定IP接続」を実現できる点で、セキュリティ効果は高いと言えます。
なお固定IPは常に特定のIPが割り当てられるため、そのIPが悪意ある第三者に狙われるリスクもあります。
その点でも、必要なときだけVPN接続して固定IPを使用し、不要時は切断して動的IPに戻すという使い分けが可能なVPN型サービスは、安全運用の観点で優れています。
このようにVPN型固定IPへの乗り換えは、利便性向上だけでなくセキュリティ対策の強化にも寄与します。
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ロリポップ!固定IPアクセスのご紹介 – 安価で簡単、即日使えるVPN固定IPサービス
数あるVPN型固定IPサービスの中でも、当社が提供する「ロリポップ!固定IPアクセス」は個人から小規模法人まで幅広いユーザーに選ばれています。
月額539円(税込)という業界最安級の料金でありながら、契約プロバイダに関係なくご利用いただけ、申し込みから最短3分で即日発行が可能です。
日本国内のIPアドレスが割り当てられるため、国内限定のサービス利用やIP制限にも最適です。また初期費用0円・最大2ヶ月の無料お試し期間をご用意しており、実際の使い心地をリスクなく確認していただけます。
ロリポップ!固定IPアクセスは、当社(GMOペパボ株式会社)が運営するレンタルサーバーブランド「ロリポップ!」から生まれたサービスです。
自社開発の管理システムにより申込み手続きから接続設定までスムーズに完結し、複雑な設定は必要ありません。
対応プロトコルはWireGuard方式で、WindowsやMac、スマートフォン(iOS/Android)に対応しています。
個人の在宅勤務から中小企業のクラウド利用まで、「早く・安く・簡単にセキュアな固定IP環境を整えたい方」に最適なサービスとなっています。
まとめ
プロバイダ提供の固定IPサービスに比べ、VPN型固定IPサービスは低コストで導入が容易なうえ、利用場所を選ばず即時に使える柔軟性、そしてVPNによるセキュリティ強化とメリットが盛りだくさんです。
これから固定IPが必要な方は、ぜひロリポップ!固定IPアクセスへの乗り換え・導入をご検討ください。
リーズナブルな価格と手軽さで、あなたのネットワーク環境の利便性と安全性を一段と高めるお手伝いをいたします。
固定IPの導入方法に迷ったら、お試し利用も可能な当社サービスをぜひ一度体験してみてください。きっとその快適さを実感いただけるはずです。