ポケットWi-Fiでも固定IPアドレスが使いたい!
リモートワークや外出先から社内システム・クラウドサービスにアクセスする際、「接続元のIPアドレス制限」が壁になっていませんか。
社内ネットワークやデータベースがセキュリティのために特定のIPアドレスからしか接続を許可していない場合、接続するたびに変わるポケットWi-FiのIPではアクセスできず困ることがあります。
例えば、テレワーク中にポケットWi-Fi経由で社内サーバーに入ろうとして弾かれたり、クラウド管理画面にログインできず毎回管理者にIP許可を依頼したりといった不便さです。
こうした場面で「モバイル回線でも固定IPアドレスを使えたら…」と感じる方も多いでしょう。
本記事では、ポケットWi-Fiなどモバイル回線で固定IPアドレスを利用する方法について、基礎知識から具体的な対策まで丁寧に解説します。
主要サービス(WiMAXやY!mobile、どこよりもWiFi、楽天モバイル等)の通信仕様や固定IPの可否、そしてモバイル環境で固定IPを実現する現実的な方法を網羅しました。
あわせて、スマホ・PCから簡単に使える低コストな固定IPサービス「ロリポップ!固定IPアクセス」についても詳しく紹介します。
ポケットWi-Fiでも固定IPが使えるの?と疑問の方はぜひ参考にしてください。
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固定IPアドレスとは?動的IPとの違いと役割
まず「固定IPアドレス」とは何か、動的IPとの違いや役割を押さえておきましょう。
IPアドレスとはインターネット上の「住所」にあたる番号で、インターネット接続された機器に割り振られます。
IPアドレスには、インターネット上で唯一の値となるグローバルIPアドレスと、ルーター内部のネットワークで用いるプライベートIPアドレスがあります。
さらに割り当て方法によって、一つのIPを固定的に使い続ける固定IPアドレスと、接続のたびに変わる動的IPアドレスに分類できます。
通常、私たちが契約するインターネット回線では動的IPアドレスが割り当てられます。 接続のたびに異なるIPが振られるため、一度切断して再接続するとIPアドレスは変化します。
一方、固定IPアドレスはプロバイダーと専用契約をすることで割り当てられる、変化しないIPアドレスです。常に同じグローバルIPアドレスでインターネットに接続できるため、接続
元を識別する目印として機能します。
固定IPの役割としては、主にセキュリティや遠隔アクセスの場面で重要になります。 企業の社内システムやクラウドサービスでは「許可した固定IPからのみアクセスさせる」というIP制限を設けることが一般的です。
固定IPアドレスを利用すれば、自宅やカフェなど場所を問わずいつでも同じIPから接続できるため、テレワーク中でも社内ネットワークやクラウドにスムーズにアクセス可能になります。
またIPアドレスが毎回変わらないことで、アクセス元の端末を特定・制限できるためセキュリティ強化にも繋がります。
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ポケットWi-Fiの通信仕様と固定IPの実態
では、ポケットWi-Fiなどモバイル回線ではIPアドレスがどのように割り当てられているのでしょうか。
結論から言うとポケットWi-Fiルーター自体に固定IPアドレスを付与することは基本的にできません。
各社の主なモバイルルーターサービスではグローバルIPですら利用者ごとに固有ではなく、多くが動的IP+CGNAT(キャリアグレードNAT)という方式を取っています。
例えばSoftBankやY!mobileの「Pocket WiFi」では、端末に割り当てられるのはプライベートIPアドレスであり、直接インターネット上で一意のグローバルIPが割り振られるわけではありません。
そのためリモートデスクトップやWake-on-LANのようにグローバルIPアドレスが必要な使い方は基本的に不可能です。
他のサービスでも事情は似ています。WiMAX系のポケットWi-Fi(UQ WiMAXや提携プロバイダー各社)、楽天モバイルのデータ回線、あるいは「どこよりもWiFi」をはじめとする格安系の大容量モバイルルーターサービスでも、ユーザーごとに固定のグローバルIPを割り当てる仕様はありません。
基本的にどのポケットWi-Fiを使っても、接続のたびに変わる動的IPアドレスとなり、それも各利用者に固有ではなく通信キャリア内で共有されたIP(NAT越しのIP)となります。
以上の理由から、通常の契約ではポケットWi-Fiで固定IPアドレスを入手することはできません。
かつてY!mobileが「ステップグローバルIP」というグローバルIPアドレスオプションを提供していた時期もありましたが、新規受付は終了しています。
2025年現在で「ポケットWi-Fiに直接グローバル固定IPを割り当てられるサービス」はごく限られており、実質的にはASAHIネットの一部プラン(ANSIM)くらいしか選択肢がありません。
しかも現在利用中のポケットWi-Fiから乗り換えるには、契約解除料や端末代分割の問題などハードルが高いのが実情です。
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モバイル回線で固定IPが必要な場合の現実的な対策
それでは、モバイル回線でどうしても固定IPアドレスが必要な場合、どんな対策が現実的でしょうか。
大きく分けて次の2つの方法があります。現在契約中の環境や予算に応じて適切な手段を検討してください。
1. 固定IPアドレス対応のSIMを契約する(高コスト・法人向け)
一つ目は、固定IPアドレスに対応したSIMを利用する方法です。
NTTドコモやKDDI回線を使った一部の法人向けモバイルSIMサービスでは、オプションで固定IPアドレス(グローバルIP)を割り当ててもらえるプランがあります。
たとえばASAHIネットのANSIMやOCNモバイルONE for Business、IIJの法人向けSIMなどが該当し、回線契約に追加料金を支払うことで固定IPが付与されます。
しかし固定IP付きSIMは個人ユーザーにはハードルが高いのが実情です。
まず料金面で割高になります。固定IPアドレスのオプション料はプロバイダにもよりますが月額で約1,000~9,000円の別料金が発生することが多く、通信料金とは別にコスト増になります。
また提供対象が法人契約限定のケースも多く、個人では申し込めないか、申し込めても事務手続きが煩雑です。
実際、格安SIM大手のmineoやBIGLOBEにも固定IPオプションは存在しますが法人契約向けです。
さらに、現在お使いのポケットWi-Fiに新たな固定IP対応SIMを挿して利用する場合、サービス提供会社や回線網が変わることで通信品質や速度も影響を受ける可能性があります。
総じて「固定IPが使える別回線に乗り換える」方法はコスト・手間の点でハードルが高く、よほど専門的な用途でない限り現実的ではありません。
実際にポケットWi-Fiユーザーの多くは、この後述べる方法で固定IPニーズに対処しています。
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2. VPN型の固定IPサービスを利用する(手軽で即日導入可能)
二つ目の方法が、VPN型の固定IPアドレスサービスを利用することです。
こちらは現在のポケットWi-Fiやスマホ回線はそのままに、インターネット経由で外部のVPNサーバーに接続することで固定IPアドレスを間接的に取得する仕組みになります。
VPN接続をすると、自分の端末からの通信は一度VPNサーバーにトンネルで送られ、そこからインターネットに出て行きます。
このVPNサーバーにあらかじめ固定のグローバルIPアドレスが割り当てられているため、結果としてインターネット上では常に同じIPアドレスからアクセスしているように見える、というわけです。
VPN型サービスを使えば、今お使いのポケットWi-Fi経由でも即座にグローバル固定IPアドレスを取得可能です。
プロバイダーの乗り換えは不要で、PCやスマホに専用アプリを入れて接続するだけで利用できます。たとえばインターリンクの「マイIP」やGMOペパボの「ロリポップ!固定IPアク
セス」、グローカルネットの「Glocal VPN」など、国内には複数の固定IPサービスが提供されています。
これらは個人でも契約できるうえ、月額数百~千円程度とSIMを新規契約するより安価で手軽です。
現在契約中のポケットWi-Fiの最低利用期間が残っていて解約できない場合でも、VPNサービスなら追加契約する形で併用できる利点もあります。
加えてVPN接続には通信内容の暗号化という副次的なメリットもあります。
フリーWi-Fiやモバイル回線利用時でもVPN経由で通信が暗号化されるため、セキュリティを向上させつつ固定IPアドレスが利用できる一石二鳥の対策です。
総合的に見て、一般のポケットWi-Fi利用者が固定IPを確保するならVPN型サービスの活用が現実的と言えるでしょう。
スマホ・PCからも簡単に使える「ロリポップ!固定IPアクセス」の紹介
上で触れたVPN型サービスの中でも、特に手軽でコストパフォーマンスに優れたサービスが「ロリポップ!固定IPアクセス」です。
GMOペパボ株式会社が2025年3月にリリースした新サービスで、月額わずか539円(税込)という業界最安級の料金でどこからでも固定IPアドレスを利用できます。
現在主流の高速VPNプロトコルであるWireGuardを採用しており、接続の安定性・速度にも優れているのが特徴です。
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◎ ロリポップ!固定IPアクセスの主な特徴:
- 業界最安級の低価格 一般的な固定IPサービスは月額1,100~3,000円程度が相場ですが、本サービスは月額539円(税込)と圧倒的な安さを実現しています。 初期費用も無料で、コスト負担を極力抑えられます。
- 即日利用開始が可能 オンラインから申し込めば24時間いつでも即時に接続用のライセンス(設定ファイル)が発行され、その日から固定IPが使えます。 面倒な工事やプロバイダ変更は一切不要ですs。
- 初めてでも簡単設定 スマホやPC用の公式アプリ(WireGuardアプリ)に発行された設定ファイルを読み込ませ、「有効化」するだけで接続完了。 難しいネットワーク知識がなくても数分で設定できます。
- 最大2ヶ月間の無料お試し 1つ目の固定IPライセンスは申し込み月から最大2ヶ月間、月額料金が無料になります。 まずは実際に使ってみて、不満がなければ継続利用すれば良いため安心です。
- マルチデバイス対応 Windows・MacのPCはもちろん、iPhoneやAndroidスマホでも利用可能です。 自宅ではPCから、外出先ではノートPCやスマホから、といった使い分けにも対応します(※1ライセンスにつき同時接続は1台まで)。
- WireGuardによる高速・安定接続 軽量なWireGuardプロトコル採用により通信のオーバーヘッドが小さく、VPN経由でも体感速度の低下がほとんどありません。 またネットワーク切り替え時のセッション継続性にも優れるため、ポケットWi-Fiの圏外・圏内移動やWi-Fi⇔4G切り替え時でもVPN接続が途切れにくいです。 モバイル環境との親和性が高く、テレワーク中のオンライン会議でも安定して利用できます。
◎ 利用シーンとメリット ロリポップ!固定IPアクセスは、まさに「モバイル回線でも固定IPを使いたい」というニーズにうってつけのサービスです。 ポケットWi-Fi経由で社内システムにアクセスしたり、クラウドの管理画面にログインしたりする際も、事前に固定IPとして許可登録したアドレスから常時アクセスできます。 これにより毎回接続元IPが変わることによる申請や承認待ちの手間が省け、外出先からでもオフィスと同じように業務を進められます。 また公衆Wi-Fi利用時のVPN暗号化によるセキュリティ向上効果も得られるため、テレワークや出張先での通信を安全かつ快適にしてくれるでしょう。
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注意点と導入の判断基準
最後に、モバイル回線で固定IPサービスを導入する際の注意点や判断基準についてまとめます。
- 本当に固定IPが必要か確認する 固定IPアドレスは便利ですが、すべてのユーザーに必須ではありません。 まずは現在直面している不便が固定IPで解決するか見極めましょう。 例えば、クラウドサービス側で他の認証手段が用意されていたり、一時的なIP許可で対応できるケースもあります。 定期的にIP制限に悩まされるようであれば導入を検討しましょう。
- 費用対効果を考える 固定IP付きSIMは高額ですが、VPN型サービスなら月額数百円で利用できます。 それでも年間で数千円のコストとなるため、得られるメリットと費用を比較検討してください。 頻繁にリモートアクセスする業務があるなら、時間と手間の削減効果を考えれば539円/月は十分元が取れるでしょう。 逆に利用頻度が低い場合は都度対応で済ませる選択肢もあります。無料お試し期間を活用し、自分の用途で効果があるか試してみるのがおすすめです。
- セキュリティリスクへの備え 固定IPアドレス自体はセキュリティ強化に役立ちますが、一方で自分専用のIPがインターネット上に固定されることで標的になり得る点も理解しておきましょう。 不特定多数と共有する動的IPに比べ、固定IPの方が悪意ある第三者に狙われるリスクはわずかに高まります。 もっとも、充分な対策を講じていれば深刻に恐れる必要はありません。 万一そのIP宛てに不審なアクセスが発生するようなら、サービス側でIP変更・解約など迅速に対応できるよう準備しておくと安心です。
- 利用環境・デバイスの対応状況 利用するポケットWi-Fiルーターや端末がVPN接続に対応しているか事前に確認しましょう。 最近のサービスはWireGuardやOpenVPNなどNAT環境下でも動作しやすい方式を採用していますが、古いルーターだとPPTP/L2TPに対応せず接続できない場合もあります。 ロリポップ!固定IPアクセスはソフトウェア的に接続するためほとんどの環境で問題なく使えますが、ごく稀に社内ポリシーで外部VPN接続が禁止されているケースもあります。事前に想定利用環境で問題なく動作するか確認しておきましょう。
以上を踏まえ、自身のニーズに合致するならモバイル回線で固定IPアドレスを使う価値は大いにあります。
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まとめ:モバイル回線でも固定IPは使える!必要性とコストを踏まえて賢く選択を
ポケットWi-Fiなどモバイル回線でも、工夫すれば固定IPアドレスを利用できます。
標準仕様では動的IP+CGNATのため直接固定IPは持てませんが、VPN型の固定IPサービスを使えば現在の回線のまま手軽に“外部から見て固定のIP”を確保可能です。
テレワークで社内システムにアクセスする方や、クラウドサービスのIP制限に悩む方にとって、モバイル回線で固定IPが使えることのメリットは非常に大きいでしょう。
ロリポップ!固定IPアクセスのように低価格で即日導入できるサービスも登場し、固定IP利用のハードルは格段に下がっています。
「ポケットWi-Fiだから…」とあきらめていた方も、この機会にぜひ固定IPの導入を検討してみてください。必要性とコストを見極め、快適で安全なモバイルアクセス環境を手に入れましょう。 🚀




