「取引先から、アクセス元のIPアドレスを固定してほしいと言われた」「kintoneのIPアドレス制限を使いたいが、自宅の回線ではIPが変わってしまう」。固定IPアドレスが話題になるのは、たいていこうした具体的な困りごとがきっかけです。
この記事では、固定IPアドレスとは何かという定義から、動的IPとの違い、実際に必要になる場面、3つの取得方法と料金相場までを、図を使って順番に整理します。ネットワークの専門知識がなくても読み進められるように書いています。
固定IPアドレスとは【30秒でわかる要約】
30秒でわかる要約
固定IPアドレスとは、インターネットに接続するたびに変わらない、常に同じIPアドレスを使い続けられる仕組みのことです。
ふつうのインターネット契約では、接続のたびにIPアドレスが変わる「動的IP」が割り当てられます。
固定IPがあると「このIPアドレスからのアクセスだけ許可する」という制御ができるため、SaaSのIPアドレス制限や社内システムへの安全なリモートアクセスに使えます。
もう少し噛み砕くと、IPアドレスはインターネット上の「住所」です。動的IPは引っ越しを繰り返す賃貸住まい、固定IPは表札を出した持ち家に近いイメージです。
住所が変わらないと何が嬉しいのか。それは相手側から「この住所の人だけ通してよい」という判断ができるようになるからです。この一点が、固定IPアドレスの価値のほとんどを説明しています。
前提知識: IPアドレスの4分類
固定IPアドレスの話がわかりにくくなる原因は、「グローバル/プライベート」と「動的/固定」という別々の軸が混ざって語られることにあります。まずこの2軸を分けて押さえます。
グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレス
グローバルIPアドレスは、インターネット上で世界中に1つしかない住所です。各国のインターネット管理団体を通じて重複しないよう管理されており、このアドレスを持つ機器はインターネット上で直接やりとりできます。
プライベートIPアドレスは、社内LANや家庭内ネットワークの中だけで使う住所です。ネットワークの中で重複していなければよく、別の会社と同じ番号を使っていても構いません。
家庭や中小企業の一般的な回線契約では、プロバイダから割り当てられるグローバルIPは基本的に1つです。社内の複数の機器はそれぞれプライベートIPを持ち、ルーターのNAT(ネットワークアドレス変換)機能でその1つのグローバルIPに束ねられて外に出ていきます。
つまり、社外のサービスから見えているのは、社内の個々の端末ではなくルーターのグローバルIPアドレスです。IPアドレス制限がこのグローバルIPを見ている、という点があとで重要になります。
この2つの違いをもう少し詳しく知りたい場合は、グローバルIPと固定IPの違いを整理した記事も参考にしてください。
動的IPアドレスと固定(静的)IPアドレス
動的IPアドレスは、接続のたびに、あるいは一定期間ごとに自動で割り当て直される方式です。ルーターを再起動したり、回線側のメンテナンスが入ったりすると番号が変わることがあります。多くのプロバイダ契約はこの方式です。
固定IPアドレスは、契約者にあらかじめ特定のアドレスが割り当てられ、意図的に変更しない限り同じ番号を使い続ける方式です。「静的IPアドレス」「スタティックIP」も同じ意味で使われます。
メモ
「固定IPを導入する」と言うとき、実務上ほぼ必ず固定グローバルIPアドレスを指します。
社内のプリンタやNASに手動で設定する固定プライベートIPは、社内では固定でも、社外からそのアドレス宛に接続することはできません。この記事でも固定IPアドレス=固定グローバルIPアドレスの意味で扱います。
固定IPアドレスと動的IPアドレスの違い【比較表】
2つの方式の違いを、実務で判断材料になる5つの観点で並べます。
| 観点 | 動的IPアドレス | 固定IPアドレス |
|---|---|---|
| アドレスの変化 | 接続のたび・一定期間ごとに変わることがある | 意図的に変更しない限り変わらない |
| 料金 | 通常の回線料金に含まれる(追加費用なし) | オプション料金や専用サービスの契約が必要 |
| セキュリティ | アクセス元を絞る制御には使えない | 許可リストに登録してアクセス元を絞れる |
| 主な用途 | Web閲覧、メール、一般的なクラウド利用 | IPアドレス制限、サーバー公開、拠点間接続 |
| 取得方法 | 契約すれば自動で割り当てられる | プロバイダのオプション、モバイル回線、VPN型サービス |
「動的IPだと不便」ではありません。社内から外のサービスを使うだけなら動的IPで何の問題もありません。困るのは、外側から自分たちを識別してもらう必要が出てきたときだけです。
なお、固定IPを契約していても、事業者側の都合でアドレスが変更されるケースはゼロではありません。詳しくは固定IPアドレスが変わることはあるかを整理した記事にまとめています。
固定IPアドレスでできること・必要になるシーン
固定IPアドレスが必要になる場面は、業種を問わずおおよそ5つに整理できます。
SaaS・クラウドサービスのIPアドレス制限
いま最も相談が多いのがこの用途です。kintone、Google Workspace、Microsoft 365、電子契約、勤怠管理、会計といった業務SaaSの多くは、「登録したIPアドレスからのアクセスだけ許可する」設定を備えています。ID・パスワードが漏れても、許可していないIPアドレスからは入れないので、不正アクセスを入口で止められます。
問題は、在宅勤務や出張先の回線は動的IPなので、許可リストに登録できないという点です。IPが毎日変わってしまうため、そのたびに管理者が許可リストを書き換えるのは現実的ではありません。
ここで、社外の端末に固定IPアドレスを付与できれば話が変わります。全員が同じ固定IPアドレスを経由して接続すれば、SaaS側には1つのIPアドレスを登録するだけで済みます。
実際に、株式会社朝日新聞社では全国約2,000店の新聞販売店からkintoneへのアクセスをこの方法で保護し、それまで使っていた証明書認証を廃止しています。詳しい経緯は朝日新聞社の導入インタビューで伺いました。
SaaS側の設定方法や、IP許可リストとIDaaSの条件付きアクセスの使い分けについては、以下の記事もあわせて参考にしてください。
- SaaSの「条件付きアクセス」とは?主要サービスの機能を比較
- Google WorkspaceはIP制限できる? 条件付きアクセスと固定IP運用のポイント
- SaaSの「IP許可リスト方式」と「IDaaS条件付きアクセス方式」、どちらで守る?
社外から社内サーバー・NASへの安全なアクセス
社内のファイルサーバーやNASに社外から接続したい場合、接続を受ける側で「このIPアドレスからだけ通す」と設定できれば、公開範囲を最小限に抑えられます。
固定IPアドレスがないままポートを開けて公開してしまうと、世界中からの探索対象になります。アクセス元を絞る前提を作れるかどうかは、運用の安全性を大きく左右します。
具体的な手順は社外から社内のファイルサーバーへ安全にアクセスする手順、NAS単体の場合はNASに外部からアクセスする4つの方法で解説しています。
VPNの構築・リモートワーク環境の整備
拠点間をVPNでつなぐ場合、接続先の住所が毎回変わっていては安定したトンネルを張れません。少なくとも片側は固定IPアドレスであることが前提になる構成が多くあります。
在宅勤務者が増えると、この「接続元をどう扱うか」がそのまま運用コストになります。固定IPアドレスで入口を1本にまとめる設計は、管理台帳がシンプルになるという副次的な効果もあります。
Webサーバー・メールサーバーの公開
自社でWebサーバーやメールサーバーを運用するなら、固定グローバルIPアドレスはほぼ必須です。ドメイン名とIPアドレスをDNSで紐づける必要があるため、アドレスが変わると名前解決が追いつきません。
メールサーバーの場合はさらに事情があり、送信元IPアドレスの評価(レピュテーション)が迷惑メール判定に影響します。詳しくはメールサーバー運用に固定IPアドレスは必要?で扱っています。
ネットワークカメラ・IoT機器の遠隔管理
防犯カメラや設備機器を外出先から確認する用途でも、接続先のアドレスが変わらないことが前提になります。自宅の防犯カメラを外出先から見る方法やIoT機器に固定IPアドレスは必要?で、それぞれの構成を解説しています。
固定IPアドレスのメリット・デメリット
メリット
- アクセス元を制限できる SaaSや社内システムの許可リストに登録できるようになり、ID・パスワードが漏れても入口で止められます。多要素認証と組み合わせれば、さらに堅くなります。
- 接続先として指定できる 拠点間VPN、リモートデスクトップ、カメラの遠隔監視など、外から特定の機器を指し示す構成が組めます。
- サーバーを公開できる ドメインと紐づけた安定したサービス提供、メールの到達性確保といった、アドレスの一貫性が前提になる運用が可能になります。
- ログの追跡がしやすい アクセス元が既知のIPアドレスに揃うため、「いつもと違う場所からのログイン」を見分けやすくなります。
デメリットと対策
デメリットも正直に挙げておきます。重要なのは、どちらにも対策があるということです。
デメリットは対策とセットで考える
- コストがかかる
動的IPは回線料金に含まれますが、固定IPには追加費用が発生します。ただし相場は方式によって大きく違い、VPN型なら月額数百円台から選べます。必要な人数分だけ契約する運用にすれば、費用は抑えられます。 - 攻撃対象として狙われやすいと言われる
アドレスが変わらないため、探索対象として記録され続けるという指摘があります。対策は、そのIPアドレスで不要なポートを開けないこと、公開が必要ならファイアウォールと監視を前提に設計することです。動的IPでも探索は受けるため「固定IPだから危険」ではなく、「固定IPを使うならそのアドレスの守りを設計する」と捉えるのが実務的です。 - 設定変更が手動になる
アドレスを変える必要が生じた場合、許可リストの更新は手作業になります。裏を返せばふだんは変わらないので、運用中の手間は動的IPより少なくなります。
固定IPアドレスの取得方法は3つ【料金相場つき】
固定IPアドレスを手に入れる方法は、大きく3通りです。判断の分かれ目は**「いま使っている回線を変えずに済むか」**です。
| 取得方法 | 月額の相場 | 初期費用 | 回線の条件 |
|---|---|---|---|
| ① プロバイダの固定IPオプション | 1,000〜4,000円程度 | 数千円程度(工事費が別途かかる場合あり) | 対応プロバイダとの回線契約が前提。乗り換えが必要になる場合がある |
| ② 固定IP付きモバイルSIM/ルーター | 2,000〜5,000円程度 | 端末代・SIM発行手数料 | 契約したモバイル回線でのみ利用可能 |
| ③ VPN型固定IPサービス | 500〜1,500円程度 | 無料のサービスが多い | 現在の回線をそのまま使える。工事・プロバイダ変更は不要 |
※ 金額は2026年8月時点の一般的な相場です。実際の料金は各社の公表値をご確認ください。
① プロバイダの固定IPオプション
いま契約しているプロバイダに固定IPのオプションを追加する方法です。回線とプロバイダがセットで整うため、1拠点のオフィスで完結する場合には素直な選択肢です。
注意点は2つあります。1つは、すべてのプロバイダが固定IPオプションを提供しているわけではないこと。もう1つは、対応プロバイダに乗り換える場合、開通まで時間がかかることです。
いま使っている回線で固定IPが使えない場合の選択肢は、契約中のプロバイダで固定IPが使えない?切り替えずに静的IPを確保する方法にまとめています。
② 固定IP付きモバイルSIM/ルーター
固定グローバルIPアドレスが付与されるSIMやモバイルルーターを契約する方法です。固定回線を引けない現場、車載機器、屋外のIoT機器など、移動する用途に向いています。
ただし固定IPが使えるのはその回線を通したときだけです。オフィスのWi-Fiや自宅の光回線から接続する場合には使えません。モバイル回線での選択肢はポケットWi-Fiで固定IPアドレスを使う方法で詳しく扱っています。
③ VPN型固定IPサービス
VPN接続を経由して固定IPアドレスを付与するサービスです。通信が事業者のサーバーを通ってインターネットに出るため、回線の種類を問わず、いまの回線のまま固定IPアドレスが使えます。光回線でも、ホームルーターでも、スマートフォンのテザリングでも同じ固定IPになります。
在宅勤務や出張先を含む複数人に固定IPを配りたい場合、この方式が最も無理がありません。回線工事もプロバイダ変更も不要なので、申し込みから利用開始までが短いのも特徴です。
私たちが提供しているロリポップ!固定IPアクセスもこのVPN型で、専有の固定IPアドレスを月額450円(税込495円)から利用できます。方式ごとの料金をさらに詳しく比較したい場合は、固定IPサービスの料金比較もあわせてご覧ください。
固定IPアドレスは無料で使える?
結論から言うと、固定グローバルIPアドレスを無料で手に入れる方法は、現実的にはありません。グローバルIPアドレスは有限の資源で、事業者が取得・管理しているものだからです。
ただし「固定IPが欲しかった目的」だけなら、無料の手段で足りることがあります。代表例が**ダイナミックDNS(DDNS)**です。動的IPが変わるたびに、その新しいアドレスをドメイン名に自動で紐づけ直す仕組みで、無料のサービスも存在します。
DDNSで足りるのは、「自宅サーバーに自分がアクセスしたい」のように接続先を名前で呼びたいだけのケースです。一方、次の用途にはDDNSでは代替できません。
- SaaSのIPアドレス制限:許可リストにはIPアドレスを登録するため、名前が同じでも中身のIPが変われば弾かれます
- メールサーバーの運用:送信元IPアドレスの評価が必要になります
- 取引先から固定IPを求められている場合:先方が登録するのはIPアドレスそのものです
DDNSと固定IPの違いはダイナミックDNS(DDNS)と固定IPアドレスの違いとは?で詳しく整理しています。無料で済ませられるかどうかは、IPアドレスそのものを相手に登録してもらう必要があるかで判断してください。
個人でも固定IPアドレスは契約できる?
契約できます。 法人しか契約できないという決まりはありません。
もっとも、プロバイダの固定IPオプションは法人向けプランに含まれていることが多く、個人だと選択肢が限られたり、料金が高めになったりすることは実際にあります。一方でVPN型のサービスは個人契約に対応しているものが多く、個人事業主やフリーランス、副業で自宅サーバーを運用したい人でも使えます。
固定IPが個人で必要になる典型的なケースは、次のようなものです。
- 勤務先や取引先のシステムがIPアドレス制限をしていて、自宅から接続する必要がある
- 自宅のNASや防犯カメラに外出先からアクセスしたい
- 副業・個人開発でサーバーやAPIを公開したい
個人契約と法人契約の違いは固定IPは法人契約が必要?個人利用でも簡単に導入できるサービスとはで解説しています。
固定IPアドレスの設定・利用開始までの流れ
一般的な流れは、契約方式によって次のように変わります。
- プロバイダ型:申し込み → 審査 → 開通工事(必要な場合) → IPアドレスの通知 → ルーター設定。回線の乗り換えを伴う場合、数週間かかることがあります
- モバイル型:申し込み → SIM・端末の配送 → 端末への設定。配送を待つ日数が必要です
- VPN型:申し込み → 接続用の設定ファイル発行 → 端末のアプリに読み込む。工事も配送もないため最短です
VPN型の場合、実際の作業は次の3ステップで終わります。
「ロリポップ!固定IPアクセス」では、この流れが最短5分で完了します。アプリの設定は初回のみで、次回以降はアプリを有効化するだけです。
VPNを経由すると遅くなるのではという不安については、自社環境での実測値を公開しています。2026年1月の計測では未接続時370Mbpsに対し接続時320Mbpsで、オンライン会議でも支障のない速度でした。計測条件を含む詳細は接続時の速度計測に掲載しています。
固定IPアドレスに関するよくある質問
固定IPアドレスと静的IPアドレスは違うものですか?
同じものです。英語の static IP address を「静的IP」と直訳したものと、「固定IP」という言い方が併存しています。「スタティックIP」も同じ意味です。
固定IPアドレスにすると通信速度は速くなりますか?
速くなりません。IPアドレスが固定かどうかは通信速度とは別の話です。ただしVPN型のサービスでは通信が事業者のサーバーを経由するため、方式や事業者によって速度への影響が変わります。導入前に実測値が公開されているかを確認するとよいでしょう。
自分のIPアドレスが固定か動的か、どうやって確認できますか?
確実なのは、契約しているプロバイダの契約内容を確認することです。簡易的には、時間をおいて(ルーターの再起動をはさんで)自分のグローバルIPアドレスを2回調べ、変わっていれば動的である可能性が高いと判断できます。ただし動的IPでも数ヶ月変わらないことがあるため、変わらなかったからといって固定とは言い切れません。
1つの固定IPアドレスを複数人で使えますか?
サービスによります。VPN型では、1つの固定IPアドレスに対して利用者ごとのライセンスを追加し、複数人が同じ固定IPアドレスで接続できる仕組みを持つものがあります。SaaS側に登録するIPアドレスが1つで済むため、人数が増えても許可リストが増えません。
固定IPアドレスがあれば、他のセキュリティ対策は不要になりますか?
不要にはなりません。IPアドレス制限は「どこから来たか」を見る対策で、「誰が来たか」は判別できません。端末や認証情報を持ち出されれば、許可されたIPアドレス経由でも侵入されます。多要素認証や端末管理と組み合わせて多層で守るのが前提です。
固定IPアドレスは個人情報にあたりますか?
単体では個人を特定できないとされる一方、他の情報と組み合わせれば特定につながり得るため、慎重に扱うべき情報です。固定IPアドレスは個人情報か?で整理しています。
契約後に固定IPアドレスを変更できますか?
サービスによって異なります。変更を受け付けていない場合もあるため、許可リストへの登録先を頻繁に変えたくない場合は、事前に条件を確認してください。
目的別のくわしい解説(関連記事)
固定IPアドレスをどう使うかによって、次に読むべき記事が変わります。テーマごとの入口をまとめました。
| 知りたいこと | 入口となる記事 |
|---|---|
| IPアドレスでアクセスを絞る仕組み | IP制限(IPアドレス制限)とは?仕組みと設定方法を解説 |
| グローバルIPとローカルIPの違い | グローバルIPとは?ローカルIPとの違いを図解でわかりやすく解説 |
| Microsoft 365 など SaaS ごとの設定 | Microsoft 365のIP制限設定ガイド |
| プロバイダ・回線ごとの対応状況 | 固定IP対応プロバイダ一覧|光回線で固定IPを使う方法と料金比較 |
| VPN型サービスの仕組みと選び方 | VPN型固定IPサービスとは?仕組み・選び方と料金の目安 |
| サービスごとの料金比較 | 固定IPサービス5社比較|料金・速度・機能を一覧表で比較 |
| 固定IPを導入すると何が変わるか | 固定IPアドレスのメリット|動的IPでは困る3つの場面と対策 |
| 設定作業の進め方 | 固定IPアドレスの設定方法まとめ|まず確認したい2種類の違い |
まとめ: 手軽に固定IPアドレスを使うならVPN型がおすすめ
この記事の要点を振り返ります。
- 固定IPアドレスとは、接続のたびに変わらない同じIPアドレスを使い続ける仕組み
- 価値の中心は「アクセス元をIPアドレスで絞れるようになること」
- 取得方法は、プロバイダ型・モバイル型・VPN型の3つ
- 判断の分かれ目は「いまの回線を変えずに済むか」
- 無料で固定グローバルIPを得る方法はないが、目的によってはDDNSで足りることもある
そのうえで、いまの回線とプロバイダを変えずに、在宅や出張先を含む複数人へ固定IPアドレスを配りたいという要件であれば、VPN型が最も無理のない選択になります。回線工事もプロバイダ変更も不要で、SaaS側に登録するIPアドレスも1つで済みます。
ロリポップ!固定IPアクセスは、専有の固定IPアドレスを、ライトプランなら1ライセンスあたり月額490円(税込539円)、10ライセンスからのスタンダードプランなら1ライセンスあたり月額450円(税込495円)から、最短5分で利用開始できるVPN型の固定IPサービスです。ひとつ目の固定IPアドレスは最大2ヶ月間無料でお試しいただけるので、まず実際の環境で試してから判断していただけます。個人・法人どちらでも契約可能です。
運営: GMOペパボ株式会社 / ロリポップ!固定IPアクセス編集部
固定IPアドレス提供サービス「ロリポップ!固定IPアクセス」を運営しています。本記事の速度実測値および導入事例は、自社サービスの計測データとお客様への取材に基づいています。当社は情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 27001:2022」の認証を取得しています(ISMS認証取得について)。




