デフォルトゲートウェイとは、自分のネットワークの外へ通信を出すときの「出口」になる機器のアドレスです。 家庭やオフィスでは、ふつうルーターがその役割を担っています。
ネットワーク設定でセットで登場する3つの値は、それぞれ役割が違います。
| 用語 | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| IPアドレス | ネットワーク内での自分の住所 | 192.168.1.10 |
| サブネットマスク | どこまでが同じネットワークかを区切る線 | 255.255.255.0 |
| デフォルトゲートウェイ | 同じネットワークの外へ出るときの出口 | 192.168.1.1 |
端末は通信のたびに、サブネットマスクを使って「宛先は同じネットワークの中か、外か」を判定します。中なら直接届け、外ならデフォルトゲートウェイに預ける——これが3つの関係のすべてです。
以下では、それぞれの役割をもう少し丁寧に見ていきます。
⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円(税込539円)〜、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!
IPアドレスとは何か?
IPアドレスはネットワーク上で各機器を識別するための「住所」に相当する番号です。通常、IPv4では「192.168.0.1」のように4つの数字の組み合わせ(32ビット)で表され、インターネットやLAN上で通信相手を指定するのに使われます。IPアドレスには大きく「グローバルIPアドレス」と「プライベートIPアドレス」の2種類が存在し、それぞれ用途と特徴が異なります。
- グローバルIPアドレス インターネットに接続された機器に割り当てられる、世界でひとつしかない一意のIPアドレス。 一般的にインターネット回線契約時にプロバイダから動的または静的に付与され、ルーターの外部(WAN)側やサーバーに設定されます。 Webサーバーやリモートアクセスの接続先として利用され、外部から直接アクセス可能ですが、インターネット上に公開されるためセキュリティ上のリスクも伴います。
- プライベートIPアドレス 家庭や企業内LANなどローカルなネットワーク内で使用されるIPアドレス。 グローバルIPと異なり、同じアドレス値でも別々のネットワークでなら重複利用しても問題ありません。 通常、ルーターの内部(LAN)側でDHCPサーバー機能により自動割り当てされるか管理者が手動設定し、自由に使える範囲があらかじめ決められています(例:クラスAでは10.0.0.0~10.255.255.255、クラスCでは192.168.0.0~192.168.255.255など)。 プライベートIPのみでは直接インターネット通信できないため、外部とやり取りする際はルーターがNAT(ネットワークアドレス変換)機能でプライベートIPをグローバルIPに変換して中継します。
▼ワンポイント補足: IPv4では約43億個(2^32)のIPアドレスしかなく、枯渇問題への対策として現在は新しい規格であるIPv6(128ビットのアドレス空間)が普及しつつあります。 しかし本記事では主に家庭や中小規模ネットワークで一般的なIPv4アドレスを前提に説明します。
⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円(税込539円)〜、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!
サブネットマスクとは?
サブネットマスクとは、IPアドレスをネットワーク部とホスト部(端末部)に区切るための数値です。
例えば「255.255.255.0」のように255と0で構成される値で表され、対応するIPアドレスに対して「どの範囲までがネットワークアドレス(ネットワークID)で、どの範囲からが各端末を表すホストアドレス部分か」を示します。
サブネットマスクを活用すると、1つのネットワークを複数の小さなネットワーク(サブネット)に分割すること(サブネット化)が可能になります。
サブネット化の目的は、ネットワークを適切な規模に分割して効率化することです。
大規模なネットワークをそのまま運用すると、不要な通信(ブロードキャスト)が増えすぎて帯域を圧迫したり、障害発生時に原因箇所を特定しにくくなったりします。
ネットワークをサブネットに分割することで、アドレス資源を無駄なく利用できるほか、ブロードキャストが及ぶ範囲を限定して局所的に通信トラフィックを抑制し、全体のパフォーマンスを向上できます。
ただし、一度ネットワークを分割すると分割後の各サブネット同士は直接通信できなくなるため、相互にやり取りするにはルーターなどレイヤ3機器による中継(ルーティング)が必要になる点には注意が必要です。
デフォルトゲートウェイとは?
デフォルトゲートウェイとは、内部ネットワーク(LAN)から外部ネットワークへデータを送る際に経由する「出口(玄関口)」となるルーターのことです。
各端末のネットワーク設定には「デフォルトゲートウェイ」のIPアドレス(通常はそのネットワーク内のルーターのプライベートIP)を指定します。
こうすることで、自分の属するネットワーク以外あて(宛先IPアドレスが自ネットワークの範囲外)の通信はすべてデフォルトゲートウェイに送られ、そこから外部ネットワーク(他のサブネットやインターネット)へルーティングされます。
平たく言えば、デフォルトゲートウェイはネットワークの「門番」「橋渡し役」と言える存在で、これが設定されていないと自分のLANの外(インターネットなど)へ通信することができません。
一般的な家庭ではWi-Fiルーターがデフォルトゲートウェイを兼ねており、例えば「192.168.0.1」のようなアドレスが割り当てられていることが多いです。
▼豆知識: 「ゲートウェイ(gateway)」とは本来「玄関・出入口」という意味で、ネットワーク用語では異なるネットワーク同士を繋ぐ装置や仕組み全般を指します。デフォルトゲートウェイはその中でも「行き先不明の通信をとりあえず託す先」となる経路(デフォルトルート)のことを意味します。各端末は個別の経路情報を持たないため、宛先が自分と同じLAN内か否かを判断して、違う場合はデフォルトゲートウェイ(ルーター)にパケットを送るようになっています。
⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円(税込539円)〜、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!
固定IPアドレスを設定する場合に必要な知識とその活用シーン
自宅やオフィスでNAS(ネットワーク対応ストレージ)やネットワークプリンタ、IPカメラ、社内サーバー、あるいはリモート接続用のVPNサーバーやリモートデスクトップ用PCを設置し、固定IPアドレスを手動で設定する場面では、これまで解説したIPアドレス・サブネットマスク・デフォルトゲートウェイの知識が欠かせません。
たとえばNASを新たにネットワークに接続する際、通常はDHCP(自動設定)でIPが割り当てられますが、通信安定性やポート開放の都合でNAS側のIPアドレスを固定したいケースがあります。
そうした場合、ネットワーク内で未使用のアドレスを自分で選んでNASに設定し(例:192.168.0.10)、サブネットマスクはそのネットワークに合わせ(例:255.255.255.0)、デフォルトゲートウェイにはルーターのLAN側IP(例:192.168.0.1)を指定します。これらを正しく設定して初めて、NASは同じLAN内の他PCからアクセスできるようになり、必要に応じてインターネット経由のリモートアクセス(ポート開放+グローバルIPまたはDDNSの利用)も可能となります。
もし設定を誤ると、ネットワーク上で衝突(IP重複)や通信不可といった問題が発生するため、基本的な知識にもとづいて適切な値を割り当てることが重要です。
さらに、自宅側でグローバルIPアドレスを固定しておくことも、安定したリモート接続や外部からのアクセス制御のために重要になるケースがあります。
一般的な家庭向けインターネット回線では接続のたびにIPが変わる動的IPが割り当てられますが、遠隔地から自宅ネットワーク内の機器にアクセスする際、このグローバルIPが頻繁に変わると不便です(アクセスする側からIPアドレスを特定しづらい、許可制限している場合に都度変更が必要になる等)。
こうした社外からのアクセスにはVPNを利用するのが一般的です。仕組みや種類を基礎から知りたい方は、リモートアクセスVPNとは何かを初心者向けに図解した記事もあわせてご覧ください。
そこで役立つのが ロリポップ!固定IPアクセス のようなサービスです。
GMOペパボが2025年3月に提供開始したこのサービスを使えば、自宅やカフェなど場所を問わず常に同じ固定グローバルIPアドレス経由でインターネットに接続できます。
手軽な月額料金(539円)で利用でき、専用のVPNクライアントを通じてセキュアに固定IPを付与してくれる革新的なサービスとして注目されています。
外出先から社内システムにアクセスするリモートワークや、Web制作時にクライアントの検証環境へ接続する場合など、「アクセス元IPアドレスを固定したい」あらゆるシーンで重宝するでしょう。
テレワークで自宅から会社のパソコンを操作する具体的な方法を知りたい方は、定番手順をまとめた解説記事も参考にしてください。
⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円(税込539円)〜、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!
ロリポップ!固定IPアクセスの特徴・料金・導入方法まとめ
ロリポップ!固定IPアクセスの主な特徴
- 業界最安級の低価格 月額税込539円という手頃な価格設定(初期費用無料)。 1つ目の固定IPは最大2ヶ月間の無料お試し期間も用意されています。
- 即日利用開始可能 申し込み後、即座に固定IPアドレスを発行して利用開始できます。 煩雑な手続きや待ち時間なくサービスを使い始められます。
- 複数人で共有利用OK 1つの固定IPアドレスをチームなど複数ユーザーで同時に利用することが可能です(ライセンス無制限)。 たとえば開発チーム全員が同じ固定IP経由でアクセスし、アクセス制限を簡素化するといった使い方もできます。
- 高速・安全なVPN接続 最新のVPNプロトコルであるWireGuardを採用しており、高速かつ安定した通信を実現。Windows/Macをはじめ、iOSやAndroidなど主要OSに幅広く対応しています。
- 既存の回線で導入可能 現在利用中のインターネット回線(プロバイダ)をそのまま使え、特別な工事やプロバイダ変更は一切不要です。 自宅でもオフィスでも手軽に導入できます。
料金 月額利用料は539円(税込)のみとシンプルな設定です(契約は1ライセンス単位。1ライセンス=固定IPアドレス1つ分、同時接続人数は無制限)。 固定IPサービスの相場(月額1,100~3,000円程度)と比べても圧倒的な安さで提供されています。 契約事務手数料や初期設定費用は無料で、まずは最大2ヶ月間の無料トライアルで使い心地を試すこともできます。
導入方法 利用開始までの手順は非常に簡単です。 まずロリポップ!固定IPアクセスの公式サイトからオンライン申し込みを行い、アカウントを作成します。 次に、PCやスマホに専用アプリ(WireGuardクライアントなど)をインストールし、提供される設定ファイル(プロファイル)を読み込んで接続設定を行います。 設定が完了すれば、そのデバイスの通信はすべて指定の固定IPアドレス経由で行われるようになります。 煩雑なネットワーク設定知識は不要で、数分程度のセットアップで導入可能です。 自宅からでもカフェや出張先からでも、いつでも同じIPアドレスを使って安心してアクセスできるようになるでしょう。
これまで解説したように、IPアドレス・サブネットマスク・デフォルトゲートウェイはネットワークの基本となる重要な要素です。
それぞれの役割と相互関係を正しく理解すれば、家庭内LANの構築からオフィスネットワークの管理、さらにはNASの固定IP設定やリモートアクセスのセキュリティ向上まで、幅広い場面で役立てることができます。
ぜひ本記事の内容を参考に、ネットワーク設定への理解を深めてみてください。
自信を持ってネットワークを扱えるようになれば、IT生活や業務の快適さが一段と向上するはずです。
⇒【ロリポップ!固定IPアクセス】 月額490円(税込539円)〜、すぐに使えて最大2ヶ月間無料!
【関連サービスのご紹介】






