固定IPアドレスとは?用途やメリット・デメリット
固定IPアドレスとは、インターネット接続時に毎回同じグローバルIPアドレスが割り当てられる仕組みのことです。
通常、家庭のインターネット接続では接続のたびにIPアドレスが変わる動的IP(可変IP)が使われています。
一方、固定IPでは契約者に固定の一意なアドレスが付与され、ネットに接続するたびにそのIPアドレスが維持されます。
では、固定IPを利用するとどんなことができるのか、まず主な用途やメリットを見てみましょう。
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リモートアクセスが容易になる 自宅や社内のネットワークに外部からアクセスする際、固定IPを設定しておけば特定の住所(IP)宛に接続するだけで済みます。 例えば自宅のNASやオフィスのPCにリモートデスクトップで接続する際に、IPが変わらないので安定してアクセス可能です。 動的IPの場合はIPの変化に対応するための設定(DDNSなど)が必要ですが、固定IPならその手間が省けます。
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セキュリティの強化 固定IPを活用すれば、社内システムやWebサイトへのアクセスを特定のIPアドレスのみに制限することができます。 社外から社内サーバーにアクセスするテレワーク環境などで「許可された固定IP以外からはアクセスできない」ように設定すれば、不特定多数からの不正アクセスを防ぎ、安全性を高めることが可能です。 また、VPN接続と組み合わせて拠点間通信を行うことで、インターネット経由でも暗号化された安全な通信を実現できます。
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複数拠点やサービスの連携 固定IP同士を結んで拠点間VPNネットワークを構築したり、クラウドサービス側で固定IPからの通信を信頼する設定にしたりできます。 例えば本社と支社間で固定IPを用いてデータ連携を行えば、常に同じ接続元として認識されるため信頼性の高い通信ができます。 オンラインゲームや通信サービスによっては、固定IPであることが接続安定性の面で有利なケースもあります。
一方、固定IPにはデメリットも存在します。
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追加の費用がかかる 固定IPアドレスを利用するには、通常のネット接続料金に加えてオプション料金が発生します。 一般的には月額 1,000~5,000円程度 の追加料金が必要になるケースが多く、動的IPのみの利用に比べてコスト増となります。 そのため「固定IPが本当に必要か?」を見極めることが大切です。
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不正アクセスのリスク 固定IPは一度割り当てられると長期間変わらないため、もし第三者にそのアドレスを特定され悪用された場合、サイバー攻撃の標的になり続ける恐れがあります。 動的IPであれば一定期間で変更されることでリスク分散できますが、固定IPは常に同じため攻撃者から狙われやすくなります。 そのため固定IPを利用する際は、ファイアウォールの強化や不正アクセス検知など適切なセキュリティ対策が不可欠です。
以上のように、固定IPアドレスにはリモートアクセスやセキュリティ強化といった メリット がある一方、費用負担やセキュリティリスクといった デメリット もあります。
では、実際に固定IPを導入したい場合、どのように取得すればよいのでしょうか?次の章で、固定IPアドレスの取得方法について「プロバイダ契約」と「専用サービス利用」の2つの手段を比較しながら解説します。
固定IPアドレスの取得方法(プロバイダ契約 vs 専用サービス)
固定IPアドレスを入手する方法は大きく分けて2通りあります。
一つはインターネットプロバイダと契約して固定IPオプションを利用する方法、もう一つは固定IPを付与してくれる専用のサービス(VPNサービスなど)と契約する方法です。
それぞれの特徴や手続きの手間、料金面での違いを見てみましょう。
プロバイダ契約で固定IPを取得する方法
現在利用中のインターネット回線のプロバイダ(ISP)から固定IPアドレスを提供してもらう方法です。
具体的には、プロバイダが用意している固定IPオプションや固定IP対応プランに加入することで、自宅の回線に固定のグローバルIPアドレスが割り当てられるようになります。
光回線やADSLなど回線種別ごとに提供メニューがある場合もあり、契約中のプロバイダに問い合わせたりウェブサイトでオプション追加手続きを行ったりして申し込みます。
この方法のメリットは、ルータに直接固定IPが割り当てられるため自宅(社内)のネットワーク全体で固定IPを利用できることです。
各端末ごとに設定を行う必要がなく、一度契約すればいつも通りインターネットに接続するだけで固定IPが適用されます。
またプロバイダ直契約のため、中間サーバーを経由せず通信できる点でシンプルであり、通信速度や遅延の面でも有利になる場合があります。
しかし、プロバイダで固定IPを契約するにはいくつかハードルもあります。
まず月額料金が高めに設定されていることが多く、固定IP利用料だけで月額数千円になるケースも少なくありません。
加えて、申し込みから実際に固定IPが使えるようになるまでに時間がかかる場合があります。
プロバイダによっては社内手続きや機器設定に時間を要し、申し込んでから実際に固定IPが割り当てられるまで数日~数週間かかることもあります。
さらには、契約中のプロバイダ自体が固定IPサービスに対応しておらず、「現在の回線では固定IPが利用不可」といったケースもあります。
その場合、固定IPを使うためだけにプロバイダ乗り換えを検討しなければならず、大きな手間となります。
また、一部の固定IPオプションは法人契約限定だったり、提供エリアが限定されている場合もあります。
個人ユーザーが申し込めなかったり、特定の地域でしか提供されていなかったりといった制約がある点にも注意が必要です。
プロバイダ契約で固定IPを取得する まとめ 現在利用中のプロバイダで固定IPオプションが提供されていれば比較的シンプルに導入できますが、料金面では割高であること、提供条件に制限があることがデメリットです。 手続きもプロバイダ変更や開通工事を伴う可能性があり、迅速性に欠ける場合があります。
専用の固定IPサービス(VPNサービス)を利用する方法
もう一つの方法が、固定IPアドレス付与専用のサービスと契約することです。
これはプロバイダとは別に、固定IPを払い出す仕組みを持ったサービス会社(多くはVPNサービス提供会社)と契約し、そのサービス経由でインターネットに接続することで固定IPアドレスを利用する方法です。
具体的には、契約後に提供されるVPN接続用のアカウント情報を使い、自宅のパソコンやルーター、スマホなどからサービス提供会社のサーバーへVPN接続を行います。
VPN接続が確立すると、以降のインターネット通信はそのサーバーを経由して行われ、サーバー側で割り当てられた固定IPアドレスで外部と通信します。
要するに、「普段使っている回線+VPNサービス」を組み合わせて固定IPを実現するイメージです。
この方法の最大のメリットは、現在のインターネット回線やプロバイダを変更せずに固定IPが使える点です。
たとえば、今お使いの光回線やモバイル回線が固定IP非対応でも、そのままの環境で専用サービスにVPN接続することで固定IPを利用できます。
プロバイダに依存しないため、引っ越し先や出先のネット回線、モバイルWi-Fiやスマホのテザリング接続など、どこからでも同じ固定IPアドレスを利用可能です。
これはテレワークでノートPCを持ち歩くような場合や、出張先から社内システムにアクセスするようなケースでも重宝します。
料金面でも、専用サービスの多くはプロバイダのオプション料金に比べて割安に設定されています。
低価格なものでは月額数百円台から利用できるサービスもあり、後述するように月額1,000円前後が主流です。
プロバイダ契約の場合と異なり、余分な回線契約費用がかからないことも安価に提供できる理由の一つです。
さらに、専用サービスはウェブ上で申し込みが完結し、最短で即日から利用開始できる点も利点です。
オンライン申し込みを行うと待ち時間なくすぐに固定IPが割り当てられ、初期費用が無料や低額に設定されているサービスもあります。
思い立ったときにすぐ試せる手軽さは大きな魅力と言えます。
一方で、VPN方式ならではの留意点もあります。通信が一度VPNサーバーを経由するため、わずかながら通信速度やレイテンシ(遅延)に影響が出る可能性があります。
ただし近年のサービスでは高速なサーバーやプロトコルを採用しており、通常のウェブ閲覧や業務利用では体感できない程度の差であることが多いです。
また、利用する端末ごとにVPN接続の設定を行う必要がある点も踏まえておきましょう(対応OS向けの設定マニュアルが提供されているため、手順通りに設定すれば難しくありません)。
専用サービス利用のまとめ 現在の回線をそのまま使えて初期導入のハードルが低く、料金も安い傾向にあります。
スピード面でわずかなオーバーヘッドはあるものの、多くの場面で実用上問題ないレベルです。
「とにかく手軽に安く固定IPを使いたい」「プロバイダを変えるのは避けたい」という場合に最適な方法と言えるでしょう。
次の章では、主要な固定IP提供各社について、プロバイダ契約型と専用サービス型の代表例を挙げて料金や特徴を比較してみます。
主要な固定IP提供サービスの比較
固定IPアドレスを利用できるサービスには様々なものがありますが、ここでは代表的なサービスをいくつかピックアップし、その月額料金や契約条件、特徴を比較してみましょう。
プロバイダが提供する従来型の固定IPオプションと、プロバイダ不要のVPN型サービスの双方を含めています。
| サービス名 | 月額料金(税込) | 契約・利用条件 | 主な特徴・備考 |
|---|---|---|---|
| ロリポップ!固定IPアクセス | 490円 | プロバイダ不問(現在の回線でOK) | 個人・法人利用可。最大2ヶ月無料お試しあり。複数IP発行や複数人での共有利用も可能。即日利用開始可能。 |
| インターリンク「マイIP」 | 約1,100円 | プロバイダ不問(現在の回線でOK) | 個人・法人利用可。最大2ヶ月無料体験あり |
| Glocalnet「Glocal VPN」 | 約660円 | プロバイダ不問(現在の回線でOK) | 個人・法人利用可。初期費用・初月無料。 |
| ASAHIネット 固定IPオプション | 1,980円 | Asahiネット回線契約が必要 | 個人契約可(法人プランも有)。フレッツ光等のプロバイダ契約に追加で固定IP付与 |
※上記は代表的な例です(2024~2025年調べ)。
月額料金は税込表示。別途プロバイダ回線料金が必要なサービス(ASAHIネット等)ではその基本料金は含まれていません。
表より、プロバイダ契約型の例ではASAHIネットの固定IPオプションは月額約1,980円と割高で、これに加えてフレッツ光など回線そのものの料金も発生します。
一方、VPN経由の専用サービス型では月額500~1,000円程度が主流で、プロバイダ基本料とは独立した料金設定になっているため総費用を抑えやすい傾向があります。
例えばインターリンク「マイIP」は月額1,100円で2ヶ月無料体験も可能な人気サービスです。
またGlocal VPNは月額660円という低価格で初月無料お試しができ、現在の回線を問わず利用できる点をアピールしています。
こうした中で、ロリポップ!の「固定IPアクセス」サービスは月額料金490円と他社と比べても際立って低価格です。
「ロリポップ!固定IPアクセス」がおすすめな理由
数ある固定IPサービスの中でも、「ロリポップ固定!IPアクセス」はその手軽さとコストパフォーマンスで注目されています。
他社サービスと比較した際のロリポップ固定IPアクセスならではのメリットをまとめました。
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国内最安値級の料金 月額利用料は**490円(税込)**と、固定IPサービスの中でも圧倒的な安さです。 一般的な固定IPオプションの料金(月額1,000~5,000円程度)と比べても非常に低価格で、個人利用はもちろん複数契約して法人で利用する場合でも費用負担を大幅に抑えられます。
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プロバイダに縛られず利用可能 現在契約しているインターネット回線やプロバイダに関係なく、そのまま固定IPサービスを利用できます。 他社の光回線(ドコモ光/auひかり/ソフトバンク光など)やホームルーター、モバイルWi-Fiでも問題ありません。 引っ越しや出張先でも同じ固定IPを使えるため、環境の変化に柔軟に対応できます。
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個人でも法人でも申し込みOK 個人ユーザーから企業まで、どなたでも利用できます。 大手プロバイダの中には固定IPオプションを法人向けに限定しているケースもありますが、「ロリポップ!固定IPアクセス」は利用者の属性を問わず提供されています。 趣味や学習目的の個人利用から、業務用途の本格利用まで幅広いニーズに対応します。
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即日から利用可能 オンラインで申し込み手続きを完了すれば、その日から固定IPの利用を開始可能です。 申し込み後すぐに固定IPアドレスと接続用情報が発行されるため、煩雑な開通待ち時間はありません。 思い立ったらすぐに使い始められるスピード感も大きな魅力です。
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柔軟な契約形態(複数IPや複数人での利用可) 利用シーンに合わせた柔軟性も備えています。例えば、1契約で複数の固定IPアドレスを発行してもらうことも可能です(追加IPごとに料金が発生しますが、まとめて契約することで一括管理ができます)。 また、1つの固定IPを複数人で共有利用するといった使い方もできます。 チームのメンバー全員が同じIPアドレスからアクセスする設定にすれば、社内システムへのIP制限を一括でかけることも容易になります。こうした柔軟性は、固定IPサービスを複数契約しなければならなかった場面でもコスト効率よく対応できるでしょう。
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最大2ヶ月の無料期間 初めて「ロリポップ!固定IPアクセス」を利用する場合、最大2ヶ月間の無料お試し期間が設けられています。 2ヶ月という長めの試用期間があることで、実際の使い勝手や接続品質を十分に評価してから本契約に移ることができます。 他社の類似サービスでは無料期間が1週間~1ヶ月程度のことが多く、それらと比べて2ヶ月無料は非常に長い設定です。 現在利用中のプロバイダを乗り換えるタイミングで一時的に固定IPが必要な場合なども、無料期間内であれば費用負担なくサービスを利用できるため安心です。
このように、「ロリポップ!固定IPアクセス」は低価格かつ契約のしやすさ、そして柔軟な使い勝手という点で優れた特徴を持っています。
他社サービスと比較してもコストメリットが大きく、個人から企業まで導入しやすい内容と言えるでしょう。
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「ロリポップ固定IPアクセス」の申し込み・利用手順
実際に「ロリポップ!固定IPアクセス」を利用する場合の導入手順について、具体的なステップを追って説明します。申し込みから接続開始までオンライン上で完結し、特別な機器購入なども不要です。
- サービス申し込み お申し込みはオンラインで即日完了。必要事項を記入後、管理画面から接続設定ができます。
- WireGuardをインストール、設定 申し込み完了後、WireGuardをインストールし、管理画面でダウンロードした接続情報をインポートします。
- VPN接続完了! VPN接続を有効化すれば、すぐに使い始められます。
以上のように、申し込みから設定までの手順はシンプルで、専門的な知識がなくても順を追って進めれば短時間で完了します。 困った場合は問い合わせ窓口を利用してサポートを受けることもできます。
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まとめ:固定IPが必要なケースと「ロリポップ固定IPアクセス」のおすすめポイント
固定IPアドレスは、リモートワークで社内システムへ安全にアクセスしたい場合や、自宅サーバー・監視カメラを外出先から利用したい場合、あるいは取引先から特定IPでのアクセスを求められる業務など、さまざまなケースで役立ちます。
動的IPでは実現が難しいセキュアなアクセス制限や安定した接続先の確保が必要な場面では、固定IPの導入を検討するとよいでしょう。
今回ご紹介した2つの取得方法のうち、特に手軽さとコスト面で優れているのが専用サービス型の固定IPです。
中でも「ロリポップ!固定IPアクセス」は月額料金の安さや契約の柔軟性で群を抜いており、初めて固定IPを導入する方やプロバイダに縛られず複数拠点で利用したい方に最適な選択肢となっています。
無料お試し期間も最大2ヶ月と充実しているため、まずは実際の環境で使ってみてから継続利用を判断できる点も安心材料です。
固定IPの導入によって、ネットワーク活用の幅は大きく広がります。
テレワークのセキュリティ強化、サービスへのアクセス制限、サーバー公開など「これまでできなかったこと」を実現できるようになるでしょう。
この機会にぜひ「ロリポップ!固定IPアクセス」を活用し、快適で安全なインターネット環境を手に入れてください。
興味のある方はロリポップ公式サイトの固定IPアクセスサービス紹介ページをご覧いただき、詳細情報や申し込み手順をチェックしてみてください。
ご検討の際の参考になれば幸いです。あなたの用途に合った固定IP活用で、インターネットをさらに便利に活用しましょう!