モバイル回線で固定IPアドレスを使う方法は、大きく3つあります。
- 固定IP付きのSIMを契約する —— IoT向けなどに提供されている。SIM1枚ごとの契約になり、コストは高め
- 固定IP対応のポケットWiFi/モバイルルーターを使う —— 端末とセットの契約になる
- VPN型の固定IPサービスを使う —— いまのSIM・回線のまま、アプリで固定IPアドレスに切り替える
「格安SIMで固定IPを使いたい」という場合、1と2はそもそも対応プランが限られ、月額も数千円かかります。回線を変えずに済ませたいなら3がもっとも現実的です。
なお、スマートフォン1台で固定IPを使いたい場合の話はスマホのモバイル通信で固定IPアドレスを使うには?にまとめています。この記事はSIM・モバイルルーターを含めた回線側の選択肢を扱います。
モバイル回線で固定IPアドレスを利用する方法と「ロリポップ!固定IPアクセス」の魅力
現在、多くのインターネット接続は携帯電話やポケットWiFiなどのモバイル回線で行われています。
しかし通常、これらモバイル回線で割り当てられるIPアドレスは接続のたびに変わる動的IPが一般的です。
一方で、特定の用途では常に同じ固定IPアドレスを使いたいニーズがあります。
本記事では、モバイル環境で固定IPアドレスを利用する方法を解説し、そのメリットや具体的なサービス種類を紹介します。
また、ロリポップ!固定IPアクセスの独自性と強みについても比較を交えてご紹介します。
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モバイル回線で固定IPを使う方法とは?
モバイル環境で固定IPアドレスを利用する方法はいくつかあります。
大きく分けると、「固定IPに対応したSIMカードを使う」「固定IP対応のポケットWiFiを使う」「VPNサービスを利用して固定IPを取得する」の3通りです。
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固定IP対応のSIMカードを契約する方法 一部の格安SIM(MVNO)では、契約するデータSIMごとにグローバル固定IPアドレスを割り当てるオプションがあり、複数の事業者が固定IP付きSIMサービスを提供しています。 こうしたSIMをスマホやルーターに挿して利用すれば、その回線は常に固定IPで通信できます。 ただし法人向けプランに限られる場合も多く、月額料金も通常のモバイル通信より高めに設定されています(後述)。
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固定IPが使えるポケットWiFiを利用する方法 実は固定IPアドレス(厳密にはグローバルIPアドレス)が利用できるポケットWiFiサービスはかなり限られています。 代表的なのはWiMAX回線を使ったサービスです。UQ WiMAXやBroad WiMAX、BIGLOBE WiMAXなどでは「グローバルIPアドレスオプション」と呼ばれる有料オプション等で端末に固定のグローバルIPを割り当てることが可能です。 多くの場合、申し込み不要でルーターの設定から切り替えるだけで利用できる手軽さもあります。 ただし対応端末が限られる点に注意が必要です。 例えばWiMAX +5G対応ルーターでは利用可能だが、旧来のWiMAX2+端末のみ対応など各社で条件があります。 また、WiMAX系以外の一般的なポケットWiFi(Y!mobileやソフトバンク系など)では固定IPは原則利用できないため、この方法を取るにはWiMAXサービスの利用が現実的な選択肢となります。
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固定IPを付与するVPNサービスを利用する方法 現在最も柔軟なのがこの方法です。 固定IPサービス専用のVPNに接続することで、今お使いのスマホ回線やポケットWiFiからでも即座に固定IPアドレスを取得できます。 インターネットVPN経由で通信する仕組みで、通信先から見ると常に同じグローバルIPアドレスからアクセスしてくるようになります。 自宅の光回線でもモバイル通信でも、ネットに繋がる環境ならどこでも利用可能なのが利点です。初期費用無料で月額数百円~と低コストのサービスが多く、申し込み後すぐ使える手軽さも人気です。
以上のように、モバイル回線で固定IPを実現するには専用のサービス契約が必要になります。
次章では、なぜそこまでして固定IPを使うニーズがあるのか、そのメリットと用途を見ていきましょう。
なぜモバイルでも固定IPが求められるのか?
固定IPアドレスには、動的IPでは得られない便利さや安心感があります。
特にビジネスシーンやリモートアクセスの場面で重宝されており、モバイル環境でも固定IPを利用したい場面は少なくありません。
主な理由や用途として、以下のようなケースが挙げられます。
リモートワーク・ビジネス利用での必要性
近年テレワークが普及し、社外から社内システムにアクセスする機会が増えました。
その際に固定IPアドレスを利用することで、社内ネットワークへの安全なリモートアクセスが可能になります。
例えば会社のサーバーや自宅PCに外出先からリモートデスクトップ接続する場合、アクセス元のIPが固定であれば事前に社内で**IPアドレス制限(ホワイトリスト)**を設定できます。
そうすると許可されたIP以外からのアクセスは遮断されるため、情報漏えいや不正アクセスのリスクを大幅に低減できます。
社員それぞれが自宅の光回線やモバイル回線に固定IPを導入すれば、場所を問わず社内システムにセキュアに接続でき業務効率も上がります。
外出先からのセキュリティ強化
モバイル環境でインターネットサービスにアクセスする際、固定IPを使うとセキュリティ強化につながるケースがあります。
で述べたようなIP制限は自社システム以外にも応用可能です。
例えばクラウド上の業務システムやウェブサイトの管理画面を固定IPからしかログインできないよう設定しておけば、仮にパスワードが漏れても第三者は簡単にアクセスできません。
また、無料Wi-Fiスポットなど盗聴リスクの高いネットワークでも、固定IPサービスのVPN経由で通信すれば暗号化され安全に利用できるというメリットもあります。
出先でスマホやノートPCから重要な通信を行うリモートワーカーにとって、固定IP+VPNはセキュリティ対策として有効な手段です。
IoT機器や遠隔監視での活用
防犯カメラやIoTセンサーなどをモバイル通信で設置する場合も、固定IPは大きな利点になります。
固定IPならばインターネット経由でその機器にいつでもどこからでもアクセスできるため、遠隔監視やメンテナンスが容易になります。
例えばネットワークカメラの映像を外出先から確認したり、産業機械のセンサー情報をリアルタイムで収集するといった用途です。
動的IPだと機器側からクラウドにデータ送信する形しか取れませんが、固定IPであれば外部から機器に直接接続することも可能です。
これにより双方向のやり取りが必要なIoT/M2M用途でも柔軟に運用できるようになります。
また、固定IPは拠点間をつなぐVPN構築にも活用でき、複数の拠点やデバイスをセキュアに一元管理することができます。
このように、リモートワークの安全性向上からIoT活用まで、モバイル回線+固定IPには様々なメリットがあります。
では実際にそれを提供しているサービスにはどのような種類があり、費用や契約条件はどうなっているのでしょうか。
次章で主要なモバイル固定IPサービスの種類と特徴を比較します。
固定IPが使えるモバイル回線の種類
前述の方法ごとに、モバイルで固定IPを提供する主なサービス形態とその特徴をまとめます。
それぞれ料金体系や契約条件、利用シーン、技術的な特徴が異なりますので、自分に合った方法を選ぶ参考にしてください。
SIMカード型の固定IPサービス
固定IPに対応したSIMカードを提供するMVNO各社では、毎月のデータ通信料に固定IPオプション料金を上乗せする形でサービス提供されています。
料金はデータ容量によって様々ですが、月額1,000~3,000円程度が一般的なレンジです。たとえばASAHIネットのANSIMは月額1,870円(税込)から利用可能で、容量別のプランが用意されています。
イプシムやインターリンクLTE SIMも月額1,300~1,800円程度のプランを展開しており、契約後すぐSIMを端末に挿せば固定IP通信が始められます。
一方でOCNモバイルONE for Businessのように法人向けに特化し、大容量プランのみ提供している例もあります。
OCNの場合、固定IPオプション料金だけで8,250円/月とかかり他社より割高です。
このようにSIM型サービスは法人契約限定だったり料金が高めだったりするケースもありますが、SIMを入れ替えるだけで既存のルーターやスマホを固定IP化できる手軽さがあります。
既存環境を大きく変えずに固定IPを導入したい企業には有力な選択肢でしょう。
ポケットWiFiで固定IPを利用
モバイルWi-Fiルーター(ポケット型WiFi)で固定IPを使いたい場合、前述の通りWiMAX系サービスの利用が現実的です。
UQ WiMAXでは5G対応の「ギガ放題プラス」プランでグローバルIPアドレスオプションを利用できます。
これは追加料金なしでルーターにグローバルIPを割り当てられる仕組みで、設定画面から「HIGH SPEED +」モードに切り替えるだけで有効になります(プロバイダによって名称は異なります)。
Broad WiMAX、BIGLOBEなど他のWiMAXプロバイダも同様のオプションを提供しており、基本的に料金は無料またはごく低額で利用可能です。
注意点として、利用には対応ルーターが必要であること、そして通信エリアや速度制限は各WiMAXサービスの規約に準じることが挙げられます。
メリットとしては契約期間の縛りがないプランも選べるため、短期利用にも向いている点です。
例えばBIGLOBE WiMAXのサービスでは最低利用期間の縛りがなく、解約違約金も不要なため必要な期間だけ使うことができます。
ただしWiMAX以外のポケットWiFi(4G LTEのレンタルWiFi等)では固定IPオプションは基本ありませんので、この点は割り切る必要があります。
VPNを利用した固定IPサービス
固定IPを手軽に安価で使いたい個人ユーザーやスモールビジネスには、VPN型の固定IPサービスが人気です。
特筆すべきは回線を選ばず使える点で、自宅の光回線・出先のWi-Fi・スマホのテザリング接続などどんなネット接続でも同じ固定IPが使える汎用性があります。
VPN型サービスは個人でも契約しやすく初期費用も無料のことが多いため、とりあえず固定IPを試してみたいという場合にもハードルが低いでしょう。
注意点として、通信経路にVPNサーバーを介するため通信速度が若干低下する場合があります。
大量のデータ通信には不向きな面もありますが、リモートアクセスやIoT制御程度であれば問題ない速度が出ることがほとんどです。
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以上、代表的なモバイル固定IPサービスを見てきました。
SIM型は機器に直接固定IPを割り当てる安心感があり、WiMAX型は既存ポケットWiFiで実現でき、VPN型は安価かつフレキシブルという違いがあります。
それでは次に、これら競合サービスと比べた際の**「ロリポップ!固定IPアクセス」の強み**についてご紹介します。
「ロリポップ!固定IPアクセス」がおすすめな理由
「ロリポップ!固定IPアクセス」は、モバイル環境で手軽に固定IPアドレスを利用できるよう開発されたサービスです。
上記のような他社サービスと比較して、以下のような優位性があります。
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低価格で導入しやすい ロリポップ!固定IPアクセスは月額料金を業界最安クラスに設定しています。 他社の固定IPサービスを見ると、SIM型では月額数千円かかったりVPN型でも1,100円程度の料金設定が一般的です。 それに対しロリポップ!固定IPアクセスはより安価な料金プランを打ち出しており、個人でも負担になりにくいコストで固定IP環境を実現できます。 固定IPのメリットを低コストで享受できるため、個人利用から小規模ビジネスまで導入しやすくなっています。
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申し込み後即日から使える 面倒な開通工事やSIMの到着を待つ必要がなく、オンラインで申し込みを完了すればその日から固定IPが利用可能です。 急にリモートワーク環境が必要になった場合や、短期間だけ固定IPが必要なプロジェクトでもすぐに対応できます。
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どの通信キャリア回線でも利用可能 ロリポップ!固定IPアクセスは特定のSIMカードや回線に依存せず利用できます。 どの通信キャリア回線でもロリポップ!固定IPアクセスを利用可能です。 現在契約中のキャリア(docomo/au/SoftBankや楽天モバイル等)のまま固定IP環境を追加できるため、端末や回線を新調するコストも手間もかかりません。
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契約形態が柔軟(個人・法人いずれも利用可) ロリポップ!固定IPアクセスは個人ユーザーから法人ユーザーまで幅広く利用できます。 競合の中には法人契約しか受け付けていないサービスもありますが、ロリポップはその点で制限がありません。 また契約期間の縛りもなく、必要なときだけ利用して解約しても違約金は発生しません。 縛りなしで使える柔軟さは、短期利用や試験導入にも向いています。 個人でまず試してみて、良ければ法人契約へスケールアップするといった使い方もできます。
以上のように、「ロリポップ!固定IPアクセス」は低コストかつスピーディーで、なおかつ利用者を選ばない柔軟さが大きな魅力です。
他社のモバイル固定IPサービスと比べても独自性が光っており、特に「費用を抑えて今すぐ固定IPを使いたい」というニーズにマッチしたサービスと言えるでしょう。
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まとめ:どのような人におすすめか?
最後に、本記事の内容を踏まえて「ロリポップ!固定IPアクセス」をおすすめできる方の例をまとめます。
- リモートワークで社内システムに安全にアクセスしたい個人・企業 社員の自宅や出先から社内ネットワークに入る際、固定IP+VPNでセキュリティを担保したい場合に最適です。 ロリポップ!固定IPアクセスなら各自の環境に安価に導入でき、急なテレワーク開始にも即応できます。
- 外出先から自宅のPCやカメラにアクセスしたい個人ユーザー 外出中に自宅PCのファイルを取り出したり、留守宅のネットワークカメラ映像をチェックしたいとき、固定IPがあると簡単です。 月額料金も手頃なので個人利用でも負担が少なく、必要な期間だけ使うこともできます。
- 小規模ビジネスやスタートアップでサーバー運用を行う方 クラウドサービスや自社サーバーの管理画面を固定IPからのアクセスに限定することでセキュリティを高めたい場合、コストを抑えて導入できるロリポップ!固定IPアクセスは有力な選択肢です。 大企業向けの高価な専用線を引く必要なく、手軽にセキュアな運用環境を構築できます。
- IoT機器の遠隔管理や短期プロジェクトで固定IPが必要なケース 工事現場のカメラをLTEでつなぐ期間限定のプロジェクトや、小規模なIoT実証実験など、短期間だけ固定IPが欲しい場合にも縛りなしで使える本サービスは便利です。 解約も簡単で無駄なコストが残りません。
このように「ロリポップ!固定IPアクセス」は、ビジネスユーザーから個人ユーザーまで幅広いニーズに応えるサービスです。
モバイル回線で固定IPを使いたいと考えている方は、ぜひそのメリットと他社比較を検討した上で、ロリポップ!固定IPアクセスの導入を検討してみてください。
固定IP環境がもたらす利便性と安心感を、低コストで気軽に体験できるでしょう。




